このイベントは、ヤクルトと燕市が交流を図る「スワローズ・ライスファームプロジェクト」の一環で、毎年恒例となっている
田植えイベントの参加者と役割
今年のイベントには、元ヤクルト外野手の坂口智隆氏(40)がゲストとして招かれ、地元住民やファン約70人と共に田植えを体験した若手選手の育成だけでなく、地域振興の一環として田植えを行うことは、農業とスポーツのコラボレーションとも言える
坂口氏の挑戦
快晴の空の下、初めての手植えに挑戦した坂口氏は、「神経質な性格なので、苗が斜めになるのが気になる育たなくなるといけないという責任感を持って作業した」とコメント
このように責任感を持って取り組む姿勢は、選手としてのキャリアにも通じるものがある
今後のイベントについて
このプロジェクトでは、9月に稲刈りイベントも予定されており、坂口氏は「私が植えたおいしい『つば九郎米』を選手に食べてもらいたい」と強調地域の食材を通じて選手たちの活力に貢献する意欲を見せている
燕市の思い
イベントには、燕市の遠藤一真副市長も出席し、「これからのチームの順位が上昇していくことを願って植えた」と語ったその言葉からは、地域とプロ球団の想いが一つになっていることが伺えた
このようなイベントは、地域の特産品を広めることに加え、プロ野球チームのファンとのふれあいの場を提供する重要な役割を果たします。坂口氏のように具体的な目標を持って参加することで、より多くの人々が地域に関心を持つきっかけになるでしょう。
キーワード解説
- スワローズ・ライスファームイベントとは?:東京ヤクルトスワローズと新潟県燕市が共同で開催する田植えや稲刈りイベントのことです。地元の特産品とプロ野球のつながりを深めることを目的としています。
- 手植えとは?:苗を手で植える作業のことです。機械で作業するのが一般的ですが、手植えは育てる喜びを実感できる方法として多くの人に親しまれています。
- 稲刈りとは?:育った稲を収穫する作業を指します。この時期になると、黄金色に熟した稲が農作物としての品質を持つようになります。

