オリックス・紅林、初の“パパ1号”として勝利に貢献

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◇パ・リーグ オリックス7―0楽天(2025年5月3日 楽天モバイル)オリックス・バファローズの紅林が、第1子誕生を祝う“パパ1号”として、チームに今季3度目の3連勝をもたらしました

この試合は、5回に彼が早川のスライダーを打って放ったソロホームランによって決定的な得点が生まれました

ダイヤモンドを一周し、一塁ベンチに戻った彼は、岸田監督を含めたチームメートと一緒に“ゆりかごポーズ”を披露し、事前に交わした約束を果たしました

紅林は試合前に、「もしホームランを打ったら、全員でこのポーズをやろう」と話し合っていたことを明かしました

彼は「打てて良かった」と振り返ります

この試合は、夫人の出産に立ち会うため、ロッテ戦を欠場し、3試合ぶりのスタメン復帰戦でもありました

紅林は初回にも決勝の先制中前適時打を放ち、2打点を記録しました

昨季の対戦では左腕の早川に苦しんでおり、対戦打率は0.091(11打数1安打)でした

今年も初戦では3打数無安打と苦手にしていましたが、この日は快打を連発しました

出産立ち会いから短時間で戻ってきた紅林は、「子どもの顔を見ることで元気が出るし、様々な嫌な事も忘れる

本当に力になる」と、父親としての自覚が重要なモチベーションとなっていることを明かしました

紅林は、「これからも家族のため、チームのために頑張ります

毎回こういう集中力を持って試合に臨みたい」と誓いました

“新米パパ”としての活躍がチームに好影響を与え、オリックスは昨年9月28日以来の連勝、さらに楽天戦に限っては同球団にとって仙台での最高連勝記録となる結果となりました

岸田監督はその活躍を称え、「隙を見せずに皆が戦ってくれている」と述べています

紅林選手が初の出産を迎えた直後の試合で、素晴らしいパフォーマンスを発揮したことは非常に感動的です。新しい家族を持ったことで、彼のプレイに新たな活力が加わり、その影響がチーム全体にも波及していることがわかります。家族のために強くなろうとする姿勢は、他の選手たちにも士気を高める要因となっているでしょう。
キーワード解説

  • ゆりかごポーズとは?:チームメートや選手が出産を祝うためのポーズで、赤ちゃんを抱く仕草を模したものです。
  • スライダーとは?:投手が投げる球種の一つで、縦に曲がるのが特徴です。バッターにとっては打ちにくい球です。
  • ダイヤモンドを一周とは?:選手がホームランを打って一塁、二塁、三塁、再び本塁を回ることを指します。

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