DeNAの「苦労人」九鬼隆平選手と勝又温史選手、一軍昇格へ

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プロ野球のゴールデンウィークに行われる9連戦において、横浜DeNAベイスターズの「苦労人」二人、九鬼 隆平捕手と勝又 温史外野手が一軍昇格を果たしました

九鬼選手は、秀岳館高時代に春夏甲子園で二季連続ベスト4進出を果たし、勝又選手は140キロ後半の速球を誇る右腕として、18年の西東京大会で準優勝を果たした実績があります

九鬼選手はプロ入りから9年目、勝又選手は7年目を迎え、共に遅咲きの才能として注目されています

特に九鬼選手は中学硬式チームの名門・枚方ボーイズ出身で、13年には中学全国大会で「中学五冠」を達成

14年からは秀岳館高で鍛治舎巧監督の指導のもと実績を積み上げました

14年秋には圧倒的な成績で九州大会を制し、神宮大会に出場

初戦では打率.250で1打点を挙げ、その状態がスカウトに印象を与えました

その後、秀岳館はセンバツと夏の甲子園でベスト4まで進出し、九鬼選手は甲子園8試合で32打数9安打の成績を残しました

彼はまた高校日本代表にも選出され、アジア大会でも優勝に貢献しました

九鬼選手は2016年度ドラフトでソフトバンクから3位指名を受けますが、プロ入りからはなかなか出場機会を得られず、23年オフには戦力外通告を受けました

それでも彼は翌年、DeNAに育成選手として再起し、素晴らしい打撃成績を収めることができました

2年ぶりの支配下登録を果たした彼は、心機一転のシーズンに挑んでいます

同じく昇格した勝又選手も、日大鶴ケ丘から進んだプロとしての道のりは長く、地道な努力が光る選手です

今後、名誉ある舞台での活躍を期待されている二人には、これからの更なる成長と成果を見逃せません

このニュースで印象的なのは、九鬼選手と勝又選手の長いプロ人生の挑戦です。多くの選手が早くから花開く中で、二人は地道な努力を続け、ついに一軍の舞台に立てる運びとなりました。彼らの成績がどのように進化していくのか、今後の楽しみです。
キーワード解説

  • 甲子園とは?高校野球の全国大会であり、優勝校には日本一の栄冠が与えられます。
  • 支配下登録とは?プロ野球選手がチームに本契約として登録されることを指し、試合に出場可能な選手となります。
  • ドラフトとは?プロ野球チームが選手を選び取る制度であり、選手が志望届を出すことで参加します。

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