中日・金丸、6年ぶりのワインドアップ投球で話題に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇渋谷真コラム・龍の背に乗って◇5日 中日1―2DeNA(バンテリンドームナゴヤ) 中日ドラゴンズの若手投手、金丸選手が5日の試合で152キロのプロ初球を投じ、特に注目を集めている

彼のワインドアップ投法はプロ野球界ではここ数年ほとんど見ることがなく、松坂大輔選手以来6年ぶりの復活とも言われている

ワインドアップ投法とは、投手がボールを投げる前に大きく腕を振り上げる動作であり、この動きは多くの野球ファンや選手に美と力強さを感じさせる

かつて、名投手たちがこの投法を用いていたが、最近ではセットポジションでの投球が主流となり、ワインドアップは「絶滅危惧種」とまで言われている

金丸選手自身がこの投法に復帰した背景には、関西大学のアドバイザリースタッフである山口高志氏からのアドバイスがあったとされる

山口氏は1970年代に日本一の速球王として名を馳せた選手であり、彼の助言により金丸は自分自身のスタイルを見つけた

ラジオ解説者の山本昌氏も、このワインドアップの美しさについて語っており、彼自身は現役時代にこの投法を貫いた選手である

昌氏は「ピッチャーが大きく振りかぶって登場する姿を楽しみにしていた」と述べ、金丸選手の復活を歓迎している

彼の視点から多くの人々が意義を見出すこの投法の大切さは、今後のプロ野球を盛り上げる要因になるだろう

近年のプロ野球では、効率性を重視するあまり、ワインドアップのような少し「余分」な動作が失われつつあるが、それでも金丸選手が見せたこの一投には、様式美と力強さが凝縮されていた

果たして今後、金丸選手の投法がどのように評価されるのか、注目が集まる

金丸選手のワインドアップ投法の復活は、プロ野球における伝統的なスタイルの重要性を再認識させる出来事です。多くのファンや選手が懐かしむこの投法が再び注目されることで、新たな野球の魅力が生まれるかもしれません。また、山本昌氏の意見にもある通り、このスタイルには美しさがあり、選手たちが自身のスタイルを大切にすることが重要であると感じます。
ネットの反応

中日ドラゴンズの金丸投手に対するファンのコメントが、彼のワインドアップのスタイルについて非常にポジティブな反応を示しています

特に、550以上のコメントの中では、しなやかでスタイリッシュな投球フォームに対する称賛が目立ちます

「第一に勝利を届けてほしい」と応援する声もあれば、「ワインドアップの格好良さが好き」と賛同する意見もあります

最近のプロ野球では、合理性が重視されているものの、ファンは依然として視覚的な美しさや個性に価値を見出しています

これまでの名選手への懐かしさも相まって、ワインドアップは「無駄」として排除されるものではなく、選手の個性の一部として尊重されるべきだという意見が多く寄せられました

特に「ワインドアップが絶滅危惧種」と感じているファンが多く、選手には「カッコよさも持っていてほしい」と期待する声が高いです

また、ワインドアップによる特有の力強さについても言及され、過去の名選手たちの投げ方と比較しながら、「昔ながらのスタイルも良い」と再評価する動きが見られます

金丸投手の投球スタイルは、野球の華やかさを知るファン層にとって、懐かしさと新しい期待をかける大きな要素となっています

ネットコメントを一部抜粋

  • ゴールデンウィークの最終日ぐらいホームに応援しにくる子供たちに勝利を届けてやれよ。
  • ワインドアップ。かっこ良いね。
  • 美しい。僕も大好きです。
  • 個性は大事!ガンガンふりかぶればいい!
  • 体型、フォームを見て、今中を思い出しました。
キーワード解説

  • ワインドアップとは?:投手がボールを投げる前に腕を大きく振り上げ、リズムを生む投球スタイルのことです。
  • セットポジションとは?:投手が投球する際に、ボールを持った手を膝の前に置いた状態から始めるスタイルです。
  • 絶滅危惧種とは?:ある種が非常に少ないか、危機的な状況にあることを指します。プロ野球では、ワインドアップが少なくなったためにこうした形容が使われています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。