若手選手二俣翔一が大幅な打撃フォーム改造で初ホームラン達成

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プロ野球の若手選手である二俣翔一選手(背番号99)は、今季開幕スタメンとしての出場を果たし、開幕直後には自打球が顔面に直撃するハプニングに見舞われましたが、それにもかかわらず自身の意志で試合に出続けています

4月15日には今季初ホームランを記録し、注目を集めています

この注目の選手は、ポジションを確保するため、打撃フォームの大幅な改造を行ったことについて語りました

打撃フォームの改良:脱力と球を潰す感覚

二俣選手は、今シーズンの打撃フォームにおいて、見た目にも明らかな変化を作り出しました

「グリップ位置を低くし、スローイングのイメージでスイングすることで、脱力しながらしっかりとしたスイングを心がけています」と語ります

これにより、以前のようにバットを棒のように振るのではなく、しなる感覚を意識しながらプレーすることに成功しました

宮﨑選手からの助言

また、二俣選手はDeNAの宮﨑敏郎選手の打撃スタイルに似てきたことに触れ、「宮﨑選手と会った際に、体重移動の比率についてアドバイスを受け、自分のスタンスを調整するきっかけになりました」と述べました

ここでの体重移動とは、バッティング動作の際にどの足に体重をかけるかを指し、正しい体重移動はボールを強く打つために非常に重要です

意識の変化と実戦での成果

さらに、二俣選手は打席での意識の変化にも言及し、「内野の頭を越えるライナーを打つことを意識しています

そうすることで良い打球が飛ぶようになった」と述べ、実戦でもその意識を活かして成果を上げています

特に沖縄でのオープン戦では、楽天の渡辺翔投手からのインハイのストレートを見事に捉え、ホームランを放ったことが大きな手応えになったと振り返りました

今季、二俣翔一選手が行った打撃フォームの改造は、彼のパフォーマンス向上に大きく寄与しているようです。特に、プロ選手からのアドバイスを受けながら自己改善に努めた結果、身体の使い方が変わり、実戦での成果もついてきています。このような努力が、若手選手の成長を促進する良い例と言えるでしょう。
キーワード解説

  • 打撃フォームとは?:打撃フォームとは、野球選手がバットを振る際の体の構えや動き方を指します。正しいフォームは、打球の飛距離やスピードに影響を与えるため、選手にとって非常に重要です。
  • 脱力とは?:脱力とは、力を抜いてリラックスした状態を保つことを指します。バッティングにおいては、力みを解消してよりスムーズなスイングを可能にします。
  • 体重移動とは?:体重移動とは、スイングする際に体の重心を前後の足に移動させることです。適切な体重移動により、スイングのパワーが増し、より良い打球を打つことができます。

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