大野選手は前回登板からの中19日というブランクを乗り越え、中6日での先発に臨みました
「一つ勝てば、気持ちも少し落ち着く
首の皮一枚という気持ちで、気を抜かずにやっていきたい」と、本音を語ります
36歳の左腕は、巨人・坂本選手や田中将選手と同じ1988年世代の選手です
彼は、カットボールやスライダーといった多彩な変化球を駆使して、打者たちを翻弄し、無失点投球を実現しました
安打を許したのは下位打線の大貫選手と石上選手の2人だけで、二塁を踏ませることはありませんでした
「散らばったことで、打者も打ちにくかったかな
緩急をつけた投球もできた」と、自信を見せました
実は、大野選手は4月30日の阪神戦で左足をつってしまい、6回途中で降板
だが、治療とともにランニングの量を増やし、見事に復活を果たしました
これで、チームの連敗を4でストップし、9連戦を5勝4敗と勝ち越しました
井上監督は「けむたい感じで(次カード移動の)新幹線に乗るのは嫌
先制して、投手が粘る
うちらしい野球ができた」と続けてコメントしました
今回の試合は、大野選手の素晴らしい投球によって中日が連敗から脱出した意味では、チームにとって非常に重要な勝利となりました。大野選手の投球スタイルは、今後の試合でも十分に期待が持てると思います。彼の復活劇が中日ドラゴンズにとっての明るいニュースとなったことは間違いありません。
キーワード解説
- カットボールとは? 主に内角を攻めるための効果的な変化球で、投手のストレートに似た球速と動きで打者を打ち取るのに使われます。
- スライダーとは? 横に大きく曲がる変化球で、打者のミスショットを誘うために使用されることが多いです。
- 無失点とは? 投手が試合中に相手に得点を許さない状態のことを指し、非常に評価される投球です。
- 連敗ストップとは? チームが連続して敗北している状態を脱し、勝利に転じることを意味します。

