広島・堂林が劇的決勝ホームラン、ヤクルト戦での重要勝利に貢献

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 ◇セ・リーグ 広島5―3ヤクルト(2025年5月7日 神宮) 広島の堂林翔太内野手(33)が7日、ヤクルト戦(神宮)で同点の9回1死から決勝点となる1号ソロを放ち、チームを勝利へ導いた

さらに9回2死では、菊池涼介内野手(35)もダメ押しの1号ソロを追加し、経験豊富なベテランたちが活躍した

これにより、広島は今季2度目の4連勝を達成し、貯金が2になった

 堂林は、同点で迎えた9回1死から2打席目を迎えた

守護神・石山が投じた初球のスライダーを捉え、左翼ポール際に飛び込む一発は、試合の流れを決定づけるものとなった

堂林はこのホームランについて、「ストライクゾーンに来たら振ろうと思っていた

チャンスで打てなかったが、勝利に結びついて良かった」と振り返った

 神宮球場での本塁打は、2023年9月14日以来のものである

石山はこれまで12試合で無失点の好投を続けていたが、この試合で初めて失点を喫した

堂林は試合中、7回には代打で登場し四球を選ぶなど、攻撃面での貢献も見せた

 4月25日のDeNA戦では、自身の失策から決勝点を献上し、チームは7連敗に沈んだが、チーム内でのミーティングを通じて責任感を持って行動に出ていた

堂林は、「昨年の9月のような雰囲気を食い止めたい」と思いを語り、結果的にその努力が実を結んだと感じている

 菊池も堂林に刺激を受け、9回2死から石山の直球を打ち返し、ダメ押しの1号ソロを放った

菊池は、「翔太が打ってくれた後だったので、気が楽になった」と述べ、試合の終息感を伝える

新井監督は堂林と菊池の活躍を称賛し、チーム全体の士気を高める発言を行った

 広島はこの勝利により、2カード連続の勝ち越しを果たし、再び上昇気流に乗ることが期待される

ベテラン陣の活躍が、チームを勝利に導く大きな要因となったのは間違いない

広島がヤクルト戦で重要な勝利を収めた背景には、ベテラン選手たちの奮闘がありました。特に堂林と菊池のホームランは、チームの士気を大いに高め、連勝の波に乗るきっかけとなりました。若手選手もこれに刺激を受けることで、今季のさらなる勝利を目指してほしいですね。
キーワード解説

  • 決勝ホームランとは?試合の終盤で同点からチームに勝利をもたらすホームランを指します。
  • 守護神とは?チームで最も信頼されている抑え投手で、主に試合の最後の局面で登板します。
  • 貯金とは?勝ち越している勝数のことを指し、貯金が多いほどチームは好調と言える状況を示します。

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