今季はすでに5度の先発を経験し、完封試合も2度達成したが、一方で5失点を記録した試合も2度あり、自身の状態について「（ローテーションで）一番状態が悪いのは自分」と分析している
金村は中11日の空いた期間を利用して、必死に修正に取り組んできた
この期間中、先発陣が絶好調であるため、今後のローテーションから外される危機感を強く意識し、慎重にマウンドに上がる覚悟を示している
エスコンでの最終調整
屋根が開いたエスコンのマウンドで金村は力強く5球を投げ、最後には北山選手にバッティングをしてもらい、アドバイスを受けながらプレート位置の微調整を行った金村は「状態が悪かったので、いろいろ試しました
プレートを踏む位置を変えたり、縦振りを意識したりしてきた」と言及
パフォーマンスの波
開幕戦での完封を含め、金村は今季すでに2完封を達成しているが、5失点を2度喫するなど波に乗れていない現状である特に4月27日のロッテ戦では、6回9安打5失点での敗北があり、その後、予定通りに登録を抹消された
ゴールデンウィーク中には11試合を経て6勝4敗1分けと貯金をつくっているが、金村は「みんなが良い投球をしている中で、自分だけ悪いのは刺激になる」と語った
修正の成果と強敵の楽天打線
11日間の時間を使って、金村は自分の投球フォームの修正に励んできたその中で、ボールが見えやすく、バッターにとってタイミングが取りやすい状態になっていたことに異変を感じたと述べ、「本来は出どころが見づらく、いきなりボールが来るように感じるのが特長」と語る
修正後の成果を発揮する相手は、今季初対戦となる楽天打線だ
金村は「相手はリーグトップの30盗塁を持っていて、どこからでも得点を取られる」と警戒し、「クイックピッチや、先頭バッターを出さないことを意識していきたい」と意気込んでいる
金村は今季3度目の快投に期待を寄せており、好調な先発陣の流れに乗りたい考えだ
金村選手の熱心な姿勢と修正への努力は、今後の試合において非常に重要です。特に相手チームの楽天は強力な打線を有しており、金村選手がこの試合でどのように立ち向かうのかが期待されます。プレート位置の調整など、細部にわたる工夫が成功のカギを握ります。
キーワード解説
- 完封とは？ 試合で相手チームが得点を一切挙げられずに勝つことを指します。
- ローテーションとは？ 投手が定期的に先発出場するために組まれた順番のことです。
- クイックピッチとは？ 投手がバッターに対して投球する際、ボールを投げるまでのリズムを早くする投球方法を指します。
