試合は、巨人が3対2で勝利を収める中、浅野は8回にバックスクリーン左へ豪快な1号本塁打を放ち、チームを勝利へと導きました
試合の重要な局面は、2―1で迎えた8回の裏でした
先頭打者として入った第3打席
相手の2番手右腕である小沢投手に2球で2ストライクと追い込まれましたが、浅野はこの時点で諦めることなく前進しました
1ボール2ストライクからの5球目、高めに浮いたフォークボールを捉え、打球はぐんぐん伸びてバックスクリーン左に飛び込む豪快な一発となりました
これが彼にとって、プロ初安打であり、初ホームランでもあります
また、8回には同時に巨人の投手大勢が1点を失い、3―2と得点が僅差に詰まる場面もあり、浅野の一発がなければ同点で投手グリフィンの勝利が消える可能性もありました
試合後、敵地でのヒーローインタビューを受けた浅野選手は、その喜びを抑えきれず、満面の笑顔を見せました
阿部慎之助監督(46)からのスタメン抜てきを受けて、「なんとか爪痕を残せるように自分のスイングをしっかりとしようと思って試合に入りました」と述べました
今季は開幕してから1軍を逃していた浅野選手ですが、一時は1軍経験がある選手の中でも珍しい3軍生活も経験しました
今回7日に今季初めて出場選手登録され、出場2試合目で初スタメンを果たしました
《台風の目》となった彼の初ヒットがホームランであったことに驚きを隠せません
「本当に最近まで3軍にいたので、ここで野球できてるのが信じられないですけど
初ヒットがホームランで本当に嬉しいです」と語る20歳の青年は、過去の悔しさを乗り越えるために努力を続けていることを前向きに捉えています
この日、浅野選手にはスタンドからは毎度大歓声が送られ、彼が本塁打を放った後、守備に就く際には「浅野、浅野」の大合唱も起こりました
阿部監督をはじめ、首脳陣もファンからの期待の高さを感じざるを得ない様子でした
「いやもう鳥肌が立つぐらい、いつも大きな声援をいただいてるので
これからも大きな声援に感謝しながらプレーしたい」とファンにも感謝の気持ちを表明しました
浅野翔吾選手の活躍は、彼自身の努力が実を結んだ結果です。3軍での経験を経て、この日初めてスタメンに入り初ホームランを記録したことは、若手選手の希望を感じさせます。今後もさらなる成長が期待される選手です。
ネットの反応
コメントの中には、巨人・浅野翔吾選手への期待や評価に関する内容が多く寄せられています
彼の異例の3軍生活については「悔しかったが、それ以上に学ぶことが多かった」との意見があり、選手自身の成長を期待する声が多数ありました
また、浅野選手が持つ特別な才能や意外性を評価するコメントも見受けられ、「やはり浅野は何か持っている」といった意見が寄せられています
さらに、「浅野が打つなら巨人が負けても悔しくない」といったファンの熱い想いが表現されており、彼への全力での応援が伺えました
他の選手の怪我やチーム事情にも触れながら、浅野選手が活躍できる状況を作り上げることの重要性を指摘する声もありました
阪神ファンからのコメントでは、浅野選手の人柄や成長ぶりに好感を持つ意見があり、ライバルチームであるにもかかわらず応援の姿勢が示されています
また、同じシーズンに1軍、2軍、3軍でホームランを打ったことを評価する声や、将来の日本代表での活躍を望む声もあり、浅野選手に対する期待が非常に高いことがわかります
チームの困難な状況を助ける選手として成長しているというコメントからは、彼に対する信頼が表れており、今後の活躍が楽しみであるという期待の声が反響していました
ネットコメントを一部抜粋
絶不調からの復活も凄いけど、やはり浅野は何か持っていますね!
こんないい選手を3軍とか、しっかりしろよ巨人首脳陣。
浅野が打ってくれるなら巨人が負けても悔しくないです。
駒田三軍監督に感謝だね!
遠くない将来の侍ジャパンで3番ライト森下4番センター浅野が見れたらいいな。
キーワード解説
- 本塁打とは? 野球における本塁打は、バッターがバットで打ったボールがフェンスを越えてスタンドに入る得点の方法です。
- スタメンとは? スタメンは「スターティングメンバー」の略で、試合の最初から出場する選手を指します。
- フォークボールとは? フォークボールは、投手が投げる球種の一つで、手の指を使ってボールを持ち上げるようにして投げるため、急に落ちる特性があります。
- 3軍とは? プロ野球における3軍は、1軍や2軍に属さない選手がプレーするチームを指します。選手が成長するための重要なステップです。

