阪神・村上、2試合連続完封でリーグトップ6勝目を達成

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◇セ・リーグ 阪神2-0中日(2025年5月10日 甲子園)阪神・村上頌樹投手(26)が10日の中日戦で2試合連続の完封勝利を飾り、両リーグトップとなる6勝目を達成した

前日の登板が影響を及ぼすことなく、98球で自身初の100球未満の完封勝利「マダックス」を成功させた

この完封は、甲子園において無四死球での完封が69年5月の若生智男以来56年ぶりの記録となった

「TORACOデー」での晴れ舞台を華やかに彩る快投を見せた村上は、最終的に貯金を5にし、チームが首位をキープする助けとなった

試合終盤、村上は最後の打者ボスラーを二ゴロ併殺に仕留め、静かに両手で拳を握りしめた

チームメートからの祝福を受け、ようやくその緊張が和らいだ

村上のこの試合のピンチは初回に訪れた

1死二塁の場面で上林選手に右前打を浴びるも、右翼の森下選手が岡林選手を本塁で刺す好プレーにより、得点を阻止

村上は「1点取られるのと、ゼロで抑えるのとは全然違う

いいプレーに助けられた」と振り返った

村上はこの日、キレキレの直球で中日打線を翻弄し、奪三振数は39個に達し、リーグトップタイとなった

昨年の被打率が・267だったのに対し、今季は同・217まで改善しており、自信がみなぎる様子が伺える

彼の好調の秘訣は、しっかりとした睡眠にあった

村上は昨年から疲労回復方法を研究し、最長10時間の睡眠を確保することで、体調を良化させてきた

特にナイター翌日は午後0時まで寝ることを心がけている

村上は「やっぱり寝るのが一番

8~10時間ぐらいは寝られるようにしている」と明かした

この戦績により、阪神・村上選手は今後の試合でも期待される存在となっている

特に、甲子園で行われる中日戦では6戦6勝という成績を収めており、今後の活躍が益々注目される

村上選手のこの勝利は、彼自身の成長とチームへの貢献を示すもので、特に睡眠や体調管理に注力している点が印象的です。投手には体調管理が重要であり、村上選手の努力が成果として現れたと言えるでしょう。彼のパフォーマンスがチーム全体にも良い影響を及ぼすことが期待されます。
キーワード解説

  • 完封とは?:完封とは、ピッチャーが対戦チームに一点も取られずに試合を終えることを指します。
  • マダックスとは?:マダックスとは、メジャーリーグの投手グレグ・マダックスが由来で、100球未満で完封することを意味します。
  • 奪三振とは?:奪三振とは、ピッチャーが相手バッターを三振に打ち取り、その数を記録することです。

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