そのため、今シーズンの打線強化が急務となった
新たに加入した外国人選手、ファビアン選手とモンテロ選手がその期待を背負っている
今年の開幕戦から二人はスタメンとして起用されたが、モンテロ選手は開幕直後に負傷してしまった
一方でファビアン選手は、5月10日時点で全試合出場を果たし、3月から4月にかけては打率.313をマークするなど好調を維持している
5月に入るとさらに調子を上げ、DeNA戦では5試合連続でマルチ安打を記録している
この活躍により、昨季のように外国人選手が途中で不調に陥ることがなく、カープ打線に新たな活力をもたらす存在として期待が高まる
ここでは、カープ初優勝以来の印象的な外国人選手の活躍を振り返ってみたい
印象深い外国人選手たちの活躍
ゲイル・ホプキンス (1975-1976)
ホプキンス選手は、1975年の後楽園球場での試合で打った3ランホームランが特に印象深いこの一発によりカープは初優勝を引き寄せた
打率は.256であったが、33本塁打や91打点という数字は彼の勝負強さを物語っている
エイドリアン・ギャレット (1977-1979)
ギャレット選手は、1978年にカープ外国人選手初の40本塁打を記録したこの成績は彼がカープの歴史に名を刻む要因となった
ジム・ライトル (1977-1982)
ライトル選手は、764試合に出場し、長打力と守備力の両方でカープに貢献した4年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞し、その守備力は際立っていた
ルイス・ロペス (1996-1997、2000-2002)
ロペス選手は1996年と1997年に打点王に輝いた選手で、江藤智や前田智徳らと共に“ビッグレッドマシン”を形成したグレッグ・ラロッカ (2004-2005)
ラロッカ選手は、強打者の証として知られ、球団記録となる23死球を記録した来日1年目に打率3割、40本塁打という成績を残した
ブラッド・エルドレッド (2012-2018)
エルドレッド選手は、747試合出場し、133本塁打と370打点を記録したまた、シーズン中盤から加入したにも関わらず、初シーズンでも大きなインパクトを残した
彼は特に打撃でのインパクトが強く、2014年には本塁打王のタイトルを獲得した
エルドレッド選手は2019年に現役を引退し、現在はカープの駐米スカウトとして新たな役割を果たしている
カープの新外国人選手の加入は、チームにとって非常に大きな意味を持つ。昨年の悩みを解消できるような選手が加入し、チームが新たな活力を得ることが期待されている。また、過去に活躍した外国人選手たちのエピソードは、現在の選手たちにとっても大きな勇気や刺激となるだろう。
ネットの反応
カープのファビアン選手が好調を維持し続けていることに、多くのファンが注目しています
コメントセクションでは、彼に対する期待の声が目立ち、特に巨人やソフトバンクといった他球団に狙われる可能性についての懸念も挙がっています
また、コメントではカープの歴代外国人助っ人に対する懐かしさや、彼らの活躍を振り返る声がたくさんありました
エルドレッドやライトルといった選手についての思い出や、その活躍が今でも記憶に残っていることが強調されています
特にライトルに関しては、その強肩や印象的な成績が称賛されており、多くのファンから愛されていたことが伺えます
さらに、外国人選手の補強に関する意見も出ており、カープのスカウトの能力が高く評価される一方で、かつての成功が今後も続くのか懸念する声もあります
過去の選手たちの名前を挙げてそれぞれの特徴を語るファンの姿からは、カープへの深い愛情が感じられます
ファビアン選手の今後の成績と、それがどうカープの運命に影響を与えるのか、多くのファンが注目している状況です
ネットコメントを一部抜粋
カープは罪な球団やで
懐かしい助っ人外国人ですね……
おそらく日本プロ野球市場No. 1でしょう。
菊池涼介の捕殺記録はファーストのエルドレッドの協力も大きかったと思う。
本当に久々の当たりでうれしい、カープは外国人の補強がうまいと言われたのも今は昔。
キーワード解説
- 外国人選手とは?他国から日本のプロ野球チームに加入する選手。多くはアメリカや中南米出身。
- 打率とは?野球において、選手が打席に立った回数に対する安打の割合を示す数値。
- 本塁打とは?バッターがボールを打ち、外野フェンスを超えた際に走者が得点できる大きなヒット。
- 三振とは?バッターが3回ボールに当てられなかった場合、アウトになること。
- ゴールデン・グラブ賞とは?プロ野球選手の守備力を評価するために贈られる賞。

