千葉ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアム、移転建て替えが検討中

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老朽化が進行中のプロ野球千葉ロッテの本拠地、ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)について、市と千葉県がスタジアム近隣の幕張メッセ駐車場に移転して建て替える方向で検討を進めていることが明らかになった

これは、11日に複数の関係者への取材を基にしており、現在、具体的な計画が形成されつつある

ZOZOマリンスタジアムは1990年に完成し、現在までに30年以上の年月が経過している

この間、東京湾からの塩害が原因で雨漏りや腐食などの劣化が進んできた

また、観客用通路の狭さや車いす席の不足といった、観覧環境に関する課題も浮き彫りになっている

移転計画の背景と意義

この移転計画は、単なる建て替えではなく、地域との関係性を再構築するための重要なステップとして位置付けられている

幕張メッセ駐車場は県有地であり、現在のスタジアムから数百メートル離れた場所に位置しているため、アクセスの利便性も確保できると予測されている

市は、既にこれまでに改修及び建て替えの2つのアプローチに基づいた合計6案の費用試算を公表しており、今後の進捗に注目が集まっている

ZOZOマリンスタジアムの移転建て替えの検討は、老朽化や施設の問題解決に向けた前向きな決断といえる。新たに建設される施設が、現代的な観覧環境を提供し、ファンが楽しめる空間になることを期待したい。
ネットの反応

千葉ロッテの本拠地スタジアムの建て替え検討に関するコメントが集まり、多くの意見が寄せられています

現在のスタジアムが老朽化していることを受けて、新しいスタジアムの建設をポジティブに捉える声もありますが、移転先の条件に対して不安を抱くファンも多いです

特に新しいスタジアムでは、近隣住宅地がないために自由な鳴り物応援が可能である現状が失われることに対する懸念が聞かれます

さらに、強風や潮風の影響を考慮すると、風の強い立地ではスタジアムに不向きだとする意見や、ドーム化を希望するコメントも見受けられます

また、スタジアムの建設には巨額の費用がかかることから、クラブの今後の運営に対する不安も存在しています

具体的には、チケット代の価格が上昇する可能性を指摘する声があり、過去の記事に記載された2500億円という建設費用に関しても疑問の声が上がっています

新しいスタジアムは魅力的ですが、税金が使われることやファンからのさらなる負担を懸念する意見が多くあります

ファンたちは、新しいスタジアムで「幕張ドーム」が誕生すれば良いと期待を寄せつつも、今のチームの成績や状況に対して厳しい視点を持っているようです

建て替えよりも先にチーム再建が必要であるとの指摘もあり、ファンの想いは多岐にわたります

このように、新しい本拠地の建設に関しては、多くの希望と同時に苦悩も感じているようです

ネットコメントを一部抜粋

  • マリンは近隣に住宅地などがないので鳴り物応援の規制も緩いし、
  • 違う場所にしたほうが良いのでは?
  • 建て替えは良いニュースだと思いますが、チケット代がさらに高くなるんじゃないかと思うと、素直に喜べないのがホンネです。
  • ひょっとすると幕張ドーム誕生?
  • 本拠地建て替えてる暇あるならチーム再建するべき。
キーワード解説

  • 移転建て替えとは?:これは、既存の建物を新しい場所に移動させて新たに建設することを指します。
  • 老朽化とは?:建物や設備が時間の経過とともに劣化し、機能や安全性が低下することを指します。
  • 塩害とは?:海の塩分が風や雨によって建物に影響を与え、腐食や劣化を引き起こす現象です。

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