2025年度からJABA埼玉県野球連盟に登録されたこのチームは、都市対抗野球に挑むも、予選初戦で惜しくも敗退
26歳の小沼選手は「野球がさらに楽しくなった」と新たなキャリアの道を示している
小沼選手は、前シーズン終了後に巨人から戦力外通告を受け、JABA(日本野球連盟)関連の合同トライアウトを受けた
その際の受験地が故郷近くのZOZOマリンスタジアムであったことや、ロッテ時代からの親友で兼任コーチを務める成田翔投手との繋がりから、この新たなチーム加入を決意した
彼自身、プロ選手引退後の心境について語り、「現役を辞める方の気持ちがわからなかったが、自分がその立場になった時、もういいかなと思った」と率直に述べている
高校卒業後、独立リーグを経てプロ入りした小沼選手は、4年間のプロ生活を振り返り、「あっという間ではあったが、濃密な時間だった」と感じている
今後は、他の仕事にも挑戦しながら、野球を楽しむ違った生活を送る予定だ
新たな環境での取り組み
小沼選手の新しい生活は、ビルメンテナンス業を営む株式会社ホゼンで始まった平日は午前8時から勤務し、数か月ごとに異なる部署を経験中
彼は「いろんな仕事があって楽しい」と充実感を語る
練習は週に2回、土日には試合に挑むスタイル
室内練習場での限られたスペースの中で、どのように成果を出すかに挑戦している
プロとしての厳しい環境とは異なり、「今は野球をする日が限られているからこそ、より楽しめている」と感じているという
都市対抗や全日本クラブ選手権など、全国大会への参加も視野に入れており、今後の活躍が期待される
小沼健太選手が新たな環境で挑戦する姿は、多くの人に勇気を与える結果となるでしょう。プロから社会人野球への転身は決して簡単な選択ではありませんが、仕事と野球の両立を図る彼の姿勢は、ファンにとっても応援したくなる存在です。
キーワード解説
- 小沼健太とは?元プロ野球選手で、ロッテと巨人でプレーした投手。
- JABAとは?日本野球連盟の略で、アマチュア野球の組織を指す。
- 都市対抗野球とは?企業チームが全国の地域を代表して戦う野球大会。

