試合では先発の堀田投手が、相手チームのヤクルトから先制の2ランホームランを浴びた直後の6回、石川投手がブルペンから呼ばれた
彼は小さく息を吐き、法政大学時代に数多くの試合をこなした神宮のマウンドへ向かった
「どんな場面でも、どんな役割でも、任されたところを全力で全うするだけだから」と彼は語った
石川投手は、最速148キロの直球と、打者の手元で鋭く変化するスクリューという2種類の球種を駆使し、7回までを1安打無失点に抑えた
これにより、ヤクルトの打線の勢いを完全に止めることに成功した
11日は母の日でもあり、石川選手は大学時代から続けている母へのプレゼントを思い出しながら話した
「女の子はさ、お花が好きだから
カーネーション
喜んでくれるからね」と照れくさそうに語った
特にその笑顔を見たい一心で、彼は年々、感謝の気持ちを込めて母へ花を贈り続けている
少年野球時代、初めて入ったチームに専用グラウンドがなかったり、大人の事情で移籍ができなかったりと、厳しい状況を経験した彼だが、その中でも「もう野球ができない…」と涙を流していた時、必死に新しいチームを探してくれたのが母・早苗さんだった
進む道を支えてくれた彼女への思いは、今も変わらない
また、彼が特に好物として挙げるのは母の手料理であり、その中でも特製の野菜いためが特にお気に入り
彼は、「ジャガイモが入ってるんだよね
そのジャガイモが、いっちばんウマイから(笑)」と楽しそうに語った
昨オフにDeNAから戦力外となりながらも、新天地でプロ初勝利を飾るなど、注目を集め始めた27歳の石川投手
チームの事情で5月から中継ぎに配置転換となったものの、彼は今までの3試合すべてで回またぎの登板を任され、無失点を維持している
「今も仲いいし、普段もよく話す
感謝しています」と母に思いを届ける20球を投げた
今回の記事では、巨人・石川達也投手が母の日に登場し、素晴らしいパフォーマンスを見せたことが強調されています。自分の成長を支えてくれた母親への感謝の気持ちを表現しながら、プロの舞台で活躍する姿は、多くの人々に感動を与えることでしょう。家族との絆は、スポーツ選手にとってとても大事であると再確認させられました。
キーワード解説
- リリーフとは?:リリーフはピッチャーにおいて先発投手が投げ終えた後に試合を引き継ぐ投手のことを指します。リリーフ投手は、主に試合終盤でプレッシャーのかかる局面で登場することが多いです。
- スクリューとは?:スクリューは、ピッチング技術の一つで、ボールを投げる際にスピンをかけて、急激に変化させる球種です。このスピンにより、打者はボールのコースを読みづらくなります。

