西濱選手は2022年育成ドラフト1位でオリックス・バファローズに入団したが、わずか1年で戦力外通告を受けた
その後、昨シーズンは独立リーグのくふうハヤテでプレーし、21試合に登板し、4勝8敗という成績を収めたが、昨年9月にはヤクルトと育成契約を結んだ
今年のシーズンではリリーフ投手として活動しており、8試合に登板して9回2/3を投げる中で、1勝2敗、奪三振率7.45と防御率2.79を記録している
注目すべきは、彼が投球中にシュートを投げるようになり、この球種が彼の武器となっている点だ
シュートとは、ボールが横にスライドするように変化する球種で、打者がヒットしづらくなる
西濱選手のシュートは、彼のリリースポイントが低いため、浮かび上がるように見えるのが特徴だ
このシュートは最速152キロ、平均して140キロ後半のスピードを誇り、加えてスライダーやフォークも器用に投げ分けている
今シーズン、ヤクルトは育成3位ルーキーの下川隼佑（湘南工大付‐神奈川工科大）を支配下登録し、さらに金銭トレードで山野辺翔（桐蔭学園‐桜美林大‐三菱自動車岡崎）を獲得しており、現在の支配下選手は67人となっている
残りの支配下登録枠は3つだが、西濱選手にも昇格する可能性が十分にある
西濱勇星選手の成長を追いかけることは、今後のヤクルトの戦力に及ぼす影響を考える上でも重要です。彼の投球スタイルの変化や、シュートが武器となることが、今後のシーズンでどのように評価されるか注目されます。支配下昇格を果たせれば、チームにとっても大きな戦力増強となるでしょう。
ネットの反応
独立リーグから育成契約を経て、ヤクルトの支配下選手を目指すピッチャーに対する期待の声が多く聞かれています
特に、シュートを武器にすることで競争の中で生き残る可能性が高まり、リリーフや中継ぎ陣の強化が求められています
一方で、チーム状況が厳しいため、活躍する選手が必要だという意見も強まっています
コメントには、「チャンスが多い」との意見があり、特にヤクルトは今、選手育成の好機と見られています
過去にはシュートでブレークした選手も多く、シュートを習得することが今後の戦力に繋がるとされているため、ライジングシュートが注目されています
ピッチャーにとって、シュートを含む変化球は重要な武器であり、その有効性を示すコメントも寄せられています
さらに、選手の体力や実力に応じて、試合での活躍を期待する声が多いため、この選手が支配下契約に至るかどうか、多くのファンが注視しています
チームが選手に求めるのは、ただの投げるだけでなく、新しい武器を身に付けられるかどうか、そしてそれが実戦で効果を発揮するかという点です
全体として、選手への期待が強まり、彼が支配下契約に至るためにはしっかりとしたアピールが必要とされています
ネットコメントを一部抜粋
ピッチャーなら１２球団で１番チャンスがあるよ
リリーフは手薄なので、1枚でも多く戦力がほしいところ。
球速だけなら、今や150キロ前後がステータスになってきているから、やはり1つ武器になる変化球が重要だと思う。
今ほしいのは先発より力のある中継ぎピッチャー、期待してます。
ヤクルトなら体が丈夫ならチャンス来るぞ。
キーワード解説
- 育成選手とは？：プロ野球チームに所属しながら、正式な選手契約を結んでいない選手のことを指します。育成選手は、成長を促し、将来的に支配下選手（正式契約を結んだ選手）になることを目指しています。
- 支配下登録とは？：プロ野球チームが選手と正式に契約を結ぶことを指します。支配下登録された選手は、試合に出場することができチームの一員として活躍します。
- シュートとは？：野球において、投手が投げるボールの一種で、横方向に変化する球です。通常のストレートに比べ、打者にとって打ちづらくなります。
