先週末に行われた西武との3連戦では、驚くべきことに3試合連続で完封負けを喫し、直近10試合では1勝9敗という結果に
これにより、借金の数は今季最多の「8」となり、シーズン序盤に立てた優勝候補の期待が一変してしまった
SNS上では、吉井監督に対する不満の声が高まっており、特に投打ともに精彩を欠く状況が続くことから、「Vision2025」と呼ばれる常勝軍団の実現が困難になる懸念も広がっている
この目標は、ロッテが2025年に向けて強いチームを作り上げる計画である
ロッテの成績不振の一因として浮かび上がっているのが、守護神である益田直也選手の不調だ
今季、通算250セーブにあと「7」セーブのところで迎えたシーズンであるが、開幕から不安定な投球が続き、防御率は6点台に低迷している
この状況から、今月2日のソフトバンク戦を最後に二軍での再調整を余儀なくされており、35歳のベテラン選手が新たな守護神の育成を急がれる時期に入っているとも考えられる
興味深いことに、現在35歳以上の現役選手は、外国人選手を含む12球団全体で45人いるが、その中でなんと8人がロッテに所属している
しかし、この数字は、世代交代の必要性を強く示している
若手選手の台頭としては、田中晴也や寺地隆成、藤原恭大などがいるが、将来的にはベテラン選手も必要になるという見方もある
一方、セ・リーグをリードしている阪神は、若い選手中心のチーム編成が功を奏している
阪神の最年長選手は34歳の西勇輝であり、35歳以上の選手が支配下にいないのは、12球団の中でも阪神のみである
この若手主体の戦略は、今の時点でみると成功を収めているようだ
ロッテと阪神の選手年齢構成の違いは明白であり、この両チームの今後の戦う姿勢に注目が集まる
ロッテがこのままの調子で低迷を続ければ、さらなる若手選手の積極的な起用が求められるだろう
逆に阪神も、混戦が続く時期にはベテランの不在が足かせになる可能性も視野に入れておく必要がある
ロッテの再起には、益田や野手最年長の荻野貴司、投手最年長の美馬学といったベテラン選手の復調が必要となってくるだろう
今後の展開から目が離せない
ロッテと阪神は、選手年齢における対照的な構成が見受けられます。特にロッテはベテラン選手が多く若手選手との世代交代を急がれる状況です。一方の阪神は、若手が中心のチーム編成が成功し、勢いを保っています。両チームの今後の進展には特に注目です。
ネットの反応
阪神とロッテの比較において、特にファンの間で注目されているのは選手層やチームの編成力です
阪神は若手選手が活躍し、中堅やベテランとのバランスが取れている一方、ロッテは高齢選手が多く、新陳代謝が進んでいないという意見が多く見受けられます
具体的には、ロッテには34歳以上の選手が10人もおり、この状況がチーム成績に影響を与えているとされています
特に益田選手については過去の実績にしがみついて起用され続けているものの、衰えが目立つというコメントが寄せられています
他球団であれば、より早く見切りをつけられる可能性が高いという意見も聞かれます
また、ロッテファンからは、若手選手の成長が乏しく、将来的なチーム作りに不安を感じる声が上がっています
特に、過去に期待されて入団した選手が本領を発揮できていないことが問題視されており、特定の選手が他球団で活躍する姿を想像するコメントも見られます
さらに、監督やコーチの采配に対して、コロコロ変わる打線や固定できないレギュラー選手にイライラするという意見もあり、組織全体の問題として捉えられています
これらの意見から、ロッテは選手の育成方法や編成の見直しが急務であり、阪神との差を埋めるためには監督やコーチの責任も重要であるとの声が多く聞かれます
結果を出せない現状が続く限り、ファンの不満は高まる一方であり、改革が求められています
ネットコメントを一部抜粋
抑えどうこうじゃなくて野手が問題。あまりにも打てないし守れない。
ロッテはちょっと選手に優しすぎるところがある。
益田は近年のマリーンズではトップクラスの功労者です。なのに批判が多い。
決定的違い、カギ握る存在と一言で言うならば監督コーチの差でしょう。
阪神の凄さは年齢構成以上に、編成の力かな。
キーワード解説
- 守護神とは? 野球における「守護神」とは、チームの試合終盤に登板し、勝利を守る役割を持つクローザーのことです。一般的には試合の流れを引き寄せる重要な選手です。
- 防御率とは? 防御率(ぼうぎょりつ)は、投手が1イニングあたりにどれだけ失点をするかを表す指標です。数値が低いほど投手のパフォーマンスが良いとされます。

