松田氏は、和田氏に現役時代に参考にしていた投手について質問をし、和田氏はホークスで同学年だった杉内俊哉氏の名を挙げました
和田氏は元々、チェンジアップという変化球を得意としていたものの、投げる際に腕が緩む傾向がありました
杉内氏のチェンジアップは「打者が2度空振りする」と評判で、和田氏もこの秘密を尋ねました
杉内氏からのアドバイスは、チェンジアップを投げる際は真っすぐよりも腕を振る必要があるというものでした
具体的には「真っすぐが100なら、チェンジアップは120で腕を振らないといけない」というものでした
これに触発された和田氏は、握り方を変えるなどの工夫を重ね、チェンジアップの改良に努めました
その結果、2010年には最多勝を獲得し、2011年には16勝を挙げる成功を収めました
和田氏は「杉内のおかげ」と彼の助けに感謝し、松田氏も「アマチュア投手のみんな、聞いたか!」と画面越しに呼びかけ、視聴者に向けてその重要性を伝えました
和田毅氏が杉内俊哉氏からのアドバイスを受けてチェンジアップを改良したエピソードは、プロの選手同士の学び合いの大切さを示しています。アドバイスを活かすことで、パフォーマンスを向上させた和田氏の姿勢は、他の選手たちにとっても良い手本となるでしょう。
キーワード解説
- チェンジアップとは?:チェンジアップは、速球と同じ腕の振りで投げるが、ボールの回転を変更して速度を遅くする変化球で、打者を欺くための重要な武器です。
- 最多勝とは?:最多勝とは、プロ野球のシーズンにおいて最も多くの勝ち星を挙げた投手に贈られるタイトルです。このタイトルを獲得するには、優れた投手としての実力が必要です。

