阪神の桐敷拓馬、新潟の地でプロ初の凱旋登板へ
2025年5月12日、阪神タイガースは2012年以来、13年ぶりに新潟で行われる横浜DeNAベイスターズとの対戦に向けて、甲子園にて全体練習を実施した中でも注目を集めているのが、新潟医療福祉大学出身の桐敷拓馬投手(25)
彼はプロ入り後初となる凱旋登板を控え、意気込みを語った
桐敷の思い出深いスタジアム
桐敷は「HARD OFF ECOスタジアム新潟」での登板を楽しみにしており、ここは彼が大学時代に数多くの試合を経験した場所でもある「新潟で多くの方に見てもらえるように、最高のピッチングをする」と強い決意を述べた
観客席で幼少期に観戦していたスタジアムが、今や自分が投げる舞台になることに喜びを感じているという
大学時代の努力が実った
埼玉県本庄東高から新潟医療福祉大学へ進学し、血のにじむ努力を重ね、2021年のドラフトで阪神に3位指名された桐敷彼は大学4年次、同球場で行われたDeNA戦を観戦し、ヤクルトの奥川選手の好投に感銘を受けたという
その後の活躍により、昨季は70試合に登板し、3勝1敗、40ホールドを挙げてセ・リーグ最優秀中継ぎ投手賞を獲得
また、今季も14試合に登板し、防御率0.69と好調を維持している
地元への感謝をマウンドで
今の成績は新潟での経験によるものであり、感謝の気持ちを持ってプロに進んだ桐敷は「将来的には、小さい子どもたちに野球教室を開くことも考えています」と述べ、地元への恩返しを願っているブルペンで万全の準備を進め、凱旋登板に全力を注ぐ姿勢を崩さない
桐敷拓馬選手の新潟での凱旋登板が注目されています。彼は大学時代を過ごした場所でプレーすることに特別な思いを抱き、観客への感謝の気持ちを込めたプレーを誓っています。このような選手の成長は、地域の高校や大学にとっても夢や希望となるでしょう。
キーワード解説
- 凱旋登板とは? 凱旋登板とは、自分の故郷やゆかりのある地域で行う試合での登板のことです。選手にとって特別な意味を持つ機会です。
- 防御率とは? 防御率は投手の成績を示す指標で、与えた失点によって計算されます。数値が低いほど、良い投手とされます。
- ホールドとは? ホールドは救援投手の成績を表すもので、リリーフ投手が試合を締めくくり、勝利投手を守った場合に記録されます。

