桐敷投手は新潟医療福祉大学に在籍していた頃、この球場で数多くの試合を経験しており、再会を喜ぶ地元ファンから温かい声援を受けた
「すごく楽しかった
良かったです
行った瞬間に多くの人が声援を送ってくれて…
うれしかったし、貴重で特別な時間でした」と桐敷投手は振り返った
登板は8回、1点ビハインドの状況で登場し、先頭バッターの牧選手が放った強烈なライナーをはじいたが、三塁手の佐藤輝選手の好捕によってピンチを脱出
その後、二番手の度会選手を二ゴロに打ち取った後、4番のオースティン選手を148キロの直球で見逃し三振に取り、見事な3者凡退を達成した
桐敷投手はこれで9試合連続無失点を達成し、防御率は0.64という安定感を示した
プロ入り4年目を迎え、昨シーズンは70試合登板し、43ホールドポイントを記録したことから最優秀中継ぎ投手に輝いたこともあり、地元での登板は特別な意味を持っている
「なかなか毎年必ずDeNAと阪神が新潟でやるわけではない
どんな場面でも、投げられる姿をみんなに見せられれば」とコメントし、地元の野球少年たちへ自身の姿を示すことに意義を感じている様子も伺えた
桐敷投手は大学時代に小さい子どもたちに野球教室を開いた経験もあり、プロ選手としての存在をより法存在にしたいと考えている
「地元の皆さんに感謝の気持ちを伝えることができた」と、桐敷投手は心温まる言葉でしめくくった
地元ファンにとって、この試合はまさに夢のような一日となった
桐敷投手の新潟での凱旋登板は、故郷のファンにとって感慨深いものでした。彼が当時の仲間や野球少年たちへ夢を与える姿は、スポーツの力を感じさせます。特に、小さな子どもたちにとってプロ選手を間近で見ることは大きな刺激になるでしょう。
キーワード解説
- 凱旋登板とは？：自分の故郷や大学時代に学びを得た場所で行う試合のことを指します。選手にとって特別な意味を持つ登板となることが多いです。
- ホールドポイントとは？：リリーフ投手が試合が終わるまで勝利投手の権利を保持しつつ、自チームがリードを保っている状況で投げることを指します。
- 防御率とは？：投手の成績を示す指標の一つで、投球回数に対する失点数の割合を表します。防御率が低いほど良い投手とされます。
