リチャード、巨人入団即満塁弾で歴史的デビュー

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◆JERA セ・リーグ 広島5x―4巨人=延長12回=(13日・マツダスタジアム) 秋広、大江とのトレードでソフトバンクから巨人に加入したリチャード内野手(25)が、球団にとっての特別な意味を持つデビューを飾った

広島戦に「7番・三塁」で出場した彼は、移籍後2打席目となる5回に今季初の本塁打を放ち、左中間席へ真っ直ぐ飛び込む一発を見せた

これは1950年の2リーグ制後、トレード発表翌日に1軍戦に出場した選手がいなかったことを背景にし、球団史上初となる歴史的な出来事である

試合は12回にサヨナラ負けを喫し、巨人はマツダスタジアムでの連敗を続け、順位も3位に転落

しかし、新加入選手が早速活躍を見せたことは、岡本が離脱しているチームにとって明るい材料となった

リチャードは、バットを振り抜きながら「いってくれ」と願ったという彼の一打は、長い滞空時間の末にスタジアムに響き渡る音を残し、ファンの心を掴んだ

当初は三振に終わった第1打席に続いて、リチャードは気持ちを切り替え、状態を立て直すことができた

高身長の189㎝、体重123㎏を持つ彼は、カウント1-1から森の直球を捉えた

昨年7月13日のオリックス戦以来1035日ぶりの本塁打となり、阿部監督は「起爆剤になってくれれば」と期待を寄せていた

リチャードは新たな環境での飛躍を誓い、「巨人は威圧感のあるチーム」と印象を述べながらも、軍配を上げる姿勢を見せた

彼は、「自分はできると思っていなさい」、という選手時代の王球団会長から受けた数々の助言を心に留め、期待に応えようと奮闘した

そして、サヨナラ負けの中でも明るく形を残し、「今後も自分の力を発揮したい」と決意を新たにした

選手(前所属)打数安打本塁打
51樋笠 一夫(広)111
92大久保博元(西)310
99光山 英和(中)630
08大村 三郎(ロ)111
20ウィーラー(楽)310
25リチャード(ソ)421
巨人は、新たにリチャードという選手を迎えたことで、その戦力に期待を寄せている

彼のデビューは単なる始まりであり、今後どのような成長を遂げるのか、要注目である

リチャード選手が巨人に加入して即座に本塁打を放つなど、大きなインパクトを与えたことは驚きです。チームに新たな活力をもたらす存在として期待されており、今後の活躍に目が離せません。トレードの効果を早速示す形となり、チームにとっても有益な選択となったと言えるでしょう。
キーワード解説

  • リチャードとは?プロ野球選手であり、最近ソフトバンクから巨人にトレードで加入した内野手です。
  • 本塁打とは?野球において、バッターが自らの打席で塁を全て回って得点することを指します。
  • サヨナラ負けとは?試合の最終回で先に得点されたチームが敗北することを意味します。
  • トレードとは?選手が異なる球団に移籍することを指し、通常は選手同士の交換や金銭授受が伴います。

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