中日・涌井秀章投手、好投で今季2勝目の権利を持って降板

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇プロ野球セ・リーグ 中日-ヤクルト(14日、バンテリンドーム)中日の先発・涌井秀章投手が、ランナーを出しながらも要所を締めるピッチングで6回無失点の好投を見せ、勝ち投手の権利を持って降板した

涌井投手の圧巻のピッチング

涌井投手は初回、相手打線に何の隙も見せず3者凡退に抑える完璧な立ち上がりを披露した

直後の裏では中日が先制点を奪う

上林誠知選手がヤクルトの先発、アビラ投手からタイムリースリーベースを放ち、中日が1点を先制する

苦しみながらも無失点を続ける涌井投手

しかし、涌井投手は2回に赤羽由紘選手に高めのストレートをライト線際に運ばれ、2アウト2塁のピンチを迎える

それでも、続く西川遥輝選手をシンカーで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた

4回にもピンチを招くが克服

さらに4回、フォアボールとヒットで1アウト1、3塁と再びピンチを招くが、5番のオスナ選手を外角低めのスライダーで空振り三振にし、その後赤羽選手をショートゴロに打ち取る

これで無失点のピンチを切り抜けた

今季最長の6回を投げ切る
今季最長タイの6回を投げた涌井投手は、先頭の北村選手にデッドボールを与えるも、その後茂木栄五郎選手を見逃し三振で打ち取る

キャッチャーの宇佐見真吾選手が北村選手の盗塁を阻止する場面もあり、ピンチをしっかりと抑え切った

涌井投手はこの日、6回を98球で無失点、奪三振4、被安打4という結果を残した

今季2勝目の権利を手にし、降板した

涌井投手のピッチングは、要所での集中力が際立っていました。特に空振り三振を取る場面では、彼の球種やピッチングスタイルが効果的に働いていました。いかに冷静にプレーするかが、プロの選手に求められる重要な要素です。
キーワード解説

  • 涌井秀章とは?:中日のプロ野球チームに所属する投手で、数々の成績を残している経験豊富な選手です。
  • デッドボールとは?:投球が打者に当たることを指し、この場合打者は一塁に進むことができます。
  • シンカーとは?:投手が投げる変化球の一つで、沈むように落ちる球です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。