巨人・阿部監督が「4番問題」に言及、連敗を受けた苦悩とは

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巨人の阿部慎之助監督(46)は、5月14日の広島戦(マツダスタジアム)で0-3の敗戦を受けて、チームの悩みの種である「4番問題」について語った

この試合では、先発投手の井上が今季3勝目を狙って登板し、6回を投げて6安打2失点の成績を残し、クオリティスタート(QS)を達成

しかし、打線は広島の先発・大瀬良の前に沈黙した

試合は4回に二死から吉川が左前打を放つまで無安打の状態が続き、9回には二死一、三塁の場面を迎えるも、代打・岸田がニゴロに倒れるなど、打線の奮起が見られなかった

この試合でも顕著に表れたのは、負傷によって長期離脱中の岡本和真選手の穴である

これまで吉川、キャベッジ、大城卓の3選手が4番を務めてきたが、定まらない打順に苦しんでいる

この日は再びキャベッジが4番を担当したが、得点圏での一打が出ず、チーム全体の得点力が低下していることを阿部監督も嘆いた

阿部監督は「岡本の代わりはいないから、みんなでつなぐ意識を持ってやらない限りは、とにかくなんとかしないといけない」と話し、チームの状況に焦りをのぞかせた

現在、巨人は連敗中で貯金はわずか1、4位のDeNAとはゲーム差が0.5に迫っている

このままではプレーオフ進出の道が厳しくなる可能性もあるため、阿部監督は「まずは1勝が必要だ」と戦う意志を表明した

巨人の現在の状況は厳しく、特に4番打者の選定がチームの得点力に直接影響を与えていることは明白です。阿部監督が指摘するように、岡本選手の長期離脱はチームにとって大きな痛手であり、その影響をどう乗り越えるかが今後のカギとなります。
ネットの反応

巨人のコメント欄では、監督である阿部慎之助の指揮に対する様々な意見が投稿されています

特に、岡本和真選手の怪我による不在がチームに与える影響や、その代わりを探る難しさについての意見が目立ちます

多くのファンが、チームは過渡期にあり、負けが続くことは仕方がないとの認識を示していますが、選手の育成や意思疎通が欠けているという懸念も多かったです

特に、阿部監督が選手とのコミュニケーションをうまく取れていないというのは、多くのファンからの指摘です

ネットコメントを一部抜粋

  • まあ、言っては悪いが、チームは過渡期だよね。
  • 選手達と意思疎通できてないね。
  • 野手が育ってなかったのが痛い。この際育成期間と割り切って…
  • 打順は誰が考え、決めているのか?
  • 岡本に次ぐ選手を育てていないからでしょ。
キーワード解説

  • 4番問題とは?:プロ野球では、「4番」とは通常チームで最も打撃力の高い選手が入る打順を指し、得点圏での一打が求められます。
  • クオリティスタート(QS)とは?:先発投手が6回以上投げ、3失点以内で抑えることを指し、投手の安定感を示す指標です。

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