打線の援護に恵まれず、初勝利こそ逃したが、中日打線を2安打に封じる堂々のデビューを飾り、「日本での登板を楽しみにしていた
すごく気持ちよく投げられたし、内容的にも満足している」とうなずいた
バンテリンドームには3万4654人の観衆が集まり、アビラ投手は日本のプロ野球の雰囲気に初めて触れた
「メジャーのプレーオフみたいな熱が球場にあった
大観衆の前で投げるのは久しぶり」と振り返る
試合は早い段階から動いた
1番・岡林にストレートの四球を与え、1死一塁から3番・上林に右中間への先制適時三塁打を浴びた
出ばなをくじかれたが、すぐに修正し、ツーシームやカーブなどの変化球を中心に組み立て、二～五回は三者凡退となる
「全ての球種がよかった」と自信を見せた
高津監督は「チームの戦力になってくれるんじゃないかといういい投球だった」と評価した
また、試合後にはチームメートの前でお笑いタレント、なかやまきんに君のギャグ「パワー」を披露するなど、おちゃめな一面も見せたアビラ選手は、「きょうは負けたので、反省を生かして次回はいい投球をできれば」と次回に期待を寄せた
アビラ投手の初先発は、彼の適応力と実力を印象づけるものでした。試合でも得意の変化球を活かし、素晴らしいピッチングを見せましたが、打線の援護がない中で勝利を逃したのは残念です。今後の活躍に期待が寄せられます。
ネットの反応
ヤクルト・アビラ投手が初登板で好投したものの、チームは勝利を収められなかったことに、ファンから様々なコメントが寄せられました
多くのファンはアビラのピッチングを評価しており、特に初回の緊張から立て直した点を称賛しています
今後の登板に期待する声も多く、他の選手たちとの連携や打線の援護を願う意見が見受けられました
アビラの好投によって、先発投手陣への期待が高まった一方で、チーム状況への不安も少なくないようです
「選手や監督の采配について、今後の改善を求める声もあり」、「来季に向けた若手重視や選手の入れ替えを提案する意見」なども多く、そのための改革を望むファンたちの切実な思いが伝わってきます
チームの現状に不満を持ちながらも、新戦力アビラ選手の登板を通じて、未来への希望を持つファンが多いことが印象的でした
ネットコメントを一部抜粋
神宮球場のマウンドが相性良いといいな
アビラ、ヤクルトに来てくれてありがとう。
立ち上がりこそ少し不安だったけど
投げっぷり良く期待出来る、打線援護を次回は頼む。
アビラ投手、初登板ナイスピッチングでした。
キーワード解説
- ペドロ・アビラとは？：新外国人投手で、メジャーリーグのガーディアンズに所属後、ヤクルトに加入した。
- ツーシームとは？：ストレートよりも横に動く変化球で、バッターにとって打ちづらい球種とされる。
- カーブとは？：ボールが高く投げられ、打者の目線の下に落ちる変化球で、打者を欺く効果がある。
