1986年のドラフトで1位指名を受け、87年にはプロ野球史上初めての「初登板ノーヒットノーラン」を達成した近藤
彼は長い間球団に携わり、星野仙一氏と落合博満氏を「二人のおやじ」と慕っている
なぜ、タイプの違う星野と落合を慕うのか？
星野仙一さんと落合博満さんの二人を深く尊敬している近藤氏彼は二人の指導スタイルの違いを以下のように説明する
「星野さんはミスをした選手でも使い続け、成長を促すが、落合さんは初期の使い方は丁寧だが、成績が悪い選手には厳しい」
彼自身は星野さんの方が自分の性格に合っているとしつつも、落合さんからは選手の観察力や動かし方などを学ぶ姿勢が重要だと語っている
高木守道と衝突した日「こんなところで浅尾を…」
2012年の高木守道監督下での衝突について振り返る近藤氏ある試合で浅尾拓也を不適切なタイミングで起用しようとした高木氏に対し、「こんなところで浅尾を投げさせられません」と懸命に止めようとしたが、最終的には浅尾がマウンドに上がることになった
「選手を守る」という自らの信念が通せなかった経験を重ね、近藤氏は深い悔恨の念を抱いた
近藤はまた、投手岩瀬仁紀に関しても触れた
「岩瀬を守れなかった」という悔しさが、彼の選手観にも影響を与えている
近藤氏は選手を信じ、彼らを守ることが自らの使命であることを強調している
近藤真市氏のインタビューは、選手を守ることの難しさや、指導者としての葛藤を浮き彫りにしています。特に、選手愛や監督との意見の相違がどのように彼の心に影響を与えたのかを知ることができ、感情的な共鳴を引き起こします。
ネットの反応
中日ドラゴンズの監督・高木守道とコーチ・近藤真市の間での衝突に関する記事に、多くのファンがコメントを寄せています
コメントの中には、高木監督が浅尾選手を酷使したことで選手の成長に悪影響を及ぼしたという意見があり、「自身の判断が間違っていた」と考える人も多く見受けられます
また、浅尾選手と岩瀬選手について触れ、彼らが中日ドラゴンズにとって貴重な存在であったことを称賛する声も多く、懐かしんでいる方もいます
さらに、近藤コーチを応援する声もあり、「近藤監督」として選手を育てる姿を見たいという期待感が表れています
一方で、監督としての高木氏の采配や選手起用に対する疑問や批判もあり、特に「負け試合での浅尾選手の起用」などには賛否が分かれています
コメントを通じて、中日ファンが監督や選手に持つ期待、批判、思い出が浮き彫りになっており、それぞれの立場や感情が交錯していることが伝わってきます
ネットコメントを一部抜粋
コーチとしてもスカウトとしても優秀だったし、こういう人こそ監督やってほしかったけどね。
浅尾は本当に頑張ってくれたし、今となれば良い思い出。
良い記事ですね。近藤さんを誇りに思っていました。
監督の考えが絶対！！嫌なら、辞めればいい。
ジョイナスは権藤投手コーチとも衝突して、大変だった。
キーワード解説
- 選手を守るとは？選手を守るということは、選手の成長やパフォーマンスを最大限に引き出し、適切な環境でプレイさせることを指します。これは監督やコーチの重要な役割の1つです。
- ノーヒットノーランとは？ノーヒットノーランは、投手が試合中に相手チームから安打を1本も許さずに完投を果たすことを指し、非常に難易度が高い偉業です。
