これは、その選手がチームの未来を背負う重要な役割を果たすためです
しかし、全ての選手がその期待に応えられるわけではなく、実力を発揮できないまま戦力外となる選手もいます
それでも、プレッシャーを乗り越えて球界のスターとなった選手も数多く存在します
今回は、阪神タイガースからドラフト1位指名を受け、チームの中心選手として活躍した鳥谷敬選手について紹介します
鳥谷敬選手のプロフィール
出身：東京都投打：右投左打
身長／体重：180cm／79kg
生年月日：1981年6月26日
ドラフト：2003年ドラフト自由枠
高校時代と大学時代
鳥谷敬選手は、聖望学園高校で野球に打ち込み、3年夏に甲子園に出場しましたが初戦で敗退しました高校卒業後は早稲田大学に進学し、入学1年目からレギュラーの座をつかみます
特に、2年春に史上最速タイで三冠王を獲得するなど、その才能を証明しました
プロ入り後の活躍
2003年のドラフト会議で自由獲得枠を使って阪神タイガースに入団しました当時、藤本敦士選手が遊撃手のレギュラーを務めていましたが、鳥谷選手は1年目から101試合に出場し、2年目には全試合出場を果たしました
堅実な守備を持ち味とし、2009年には自己最高の20本塁打を放ち、シーズン打率3割も3度記録するなど、その実力を発揮しました
メジャー移籍とその後
2014年オフにはメジャーリーグへの移籍を試みましたが、条件面で折り合いがつかず阪神に残留その後、2018年には連続全試合出場記録が途切れ、打撃や守備のパフォーマンスが低下しました
2019年オフに阪神を退団し、千葉ロッテマリーンズに移籍しました
2021年の交流戦では、阪神に戻って代打でヒットを放ち、ファンの記憶に残る素晴らしい瞬間を演出しました
鳥谷敬選手のプロ野球でのキャリアは、多くのファンに感動を与えました。彼の持つ堅実な守備力や打撃能力は、阪神タイガースの顔として長年活躍したことを物語っています。特に、全試合出場の記録を持つ点は、彼のプロとしての姿勢の強さを感じさせます。また、メジャーリーグへの挑戦の試みも印象的で、選手としての成長の一環だったと言えるでしょう。
キーワード解説
- ドラフトとは？プロ野球において選手をチームに勧誘するための制度で、主に高校や大学から選手を選ぶ際に行われます。
- 三冠王とは？野球で打率、本塁打、打点の3つの部門でリーグのトップに立った選手のことを指します。
- 全試合出場とは？シーズン中のすべての試合に出場することを意味し、選手の持久力や安定性を示す重要な記録です。
