宮西尚生選手がプロ野球記録を樹立、880試合連続リリーフ登板を達成

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2025年5月15日、エスコンフィールド北海道で行われた試合において、日本ハムファイターズの宮西尚生投手(39)が、元中日の岩瀬仁紀氏(50)が保持していた記録を塗り替え、880試合連続リリーフ登板を達成しました

この偉業は、プロ18年目のキャリアを持つ宮西選手にとって、球史に名を刻む瞬間となりました

記録達成の瞬間

試合はオリックスとの対戦で、日本ハムが7-0の勝利を収める中、宮西選手が3番手として登板したのは7回の2死三塁の場面

打率の高い左打者、西川選手を相手にしたこの局面で、カウントが2-2となった際、141キロの直球を低めに投げ込み、見事に二ゴロに封じて先制点を許しませんでした

その後、チームが勝ち越し、今季初勝利にも貢献しましたが、宮西選手は「ヒーローはチームの若い投手」であると、チームメイトを称賛しています

偉大な先輩との約束

宮西選手の輝かしいキャリアの背後には、岩瀬氏との特別なエピソードがあります

彼が新人だった2008年、岩瀬氏に「俺の記録を抜かせよ」と励まされ、この言葉は宮西選手にとって非常に印象的だったと言います

30代後半では思うような結果が出ない時期もありましたが、岩瀬氏の記録を目標にすることで、厳しい時期を乗り越えられたと感謝の意を表しました

新庄監督からのエール

試合後、宮西選手に花束を贈った新庄監督は「ナンバーワンになったんで、今度はイチから」と述べました

彼は、宮西選手が新人のつもりで野球を楽しむことで、より長く現役を続けていけることを期待しています

この時期に40歳を迎える宮西選手は、今後さらに歴史を刻んでいくことが期待されます

宮西選手の記録達成は、彼の努力と一貫したパフォーマンスの賜物です。若手選手への希望を抱かせる言葉や、偉大な先輩への感謝の気持ちが感じられる素晴らしい瞬間でした。これからの彼の活躍にも大いに期待したいです。
キーワード解説

  • リリーフ登板とは?:リリーフ登板は、先発投手が試合中に降板した後に登板する投手が行う役割を指します。リリーフ投手は試合の流れを変える重要な役割を担っています。
  • 中継ぎとは?:中継ぎ投手は、先発投手の後に試合を投げる役割を果たす投手のことです。先発投手が打たれた場合や疲労を軽減するために重要な役割を持っています。

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