ロッテ・種市篤暉投手、再調整期間を経ても直球が不調で次回登板に向け課題を残す

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(パ・リーグ、楽天-ロッテ、11回戦、15日、東京D)ロッテのエース、種市篤暉投手(26)が直面している課題が再び浮き彫りとなった

前日の楽天戦では、先発として登板し、4回を投げ3失点(自責点2)という結果で敗戦を喫し、今季3度目の黒星を記録した

ロッテの吉井理人監督(60)は試合後、種市選手に対して2軍での再調整を促す意向を示したが、出場選手登録を抹消せず、次回登板に向けて準備を進める方針を決定した

一方で、種市選手は約2週間の再調整を経て放った直球は速度が上がらず、フォークボールも期待した落差が見られない状態が続いている

この試合では8安打を許し、三振は1つだけという厳しい内容となった

試合後、吉井監督は、「1軍に上がってきて何も変わっていなかった

あれぐらいの期間では修正できなかったのかな」と語り、次戦での状態改善に懸念を表明した

次のステップとしてどうするのかを考える必要性を強調し、抹消の可能性については「今晩、いろいろ考えようと思います」と完全には否定しなかった

しかし、この日の東京ドームでは、種市選手自身の姿が見られ、全体練習前には建山投手コーチが近づき、「腕の角度が明らかに下がっている」とフィードバックを行うなど、修正作業が急務であることが伺えた

種市選手も、「球速のアベレージを上げることを意識して腕が横振りになり、位置が下がり気味になった

その結果、直球のホップ成分が落ちてしまった」と課題を理解しつつ、改善のための努力を続けている

今後の1週間が鍵を握っており、右のエースが本来のパフォーマンスを取り戻さなければ、最下位に沈むチームの再浮上は難しいと言える

ロッテの種市投手の現状は、エースとしての期待に反して厳しいものとなっているようです。再調整を経ても直球やフォークが不調のままでは、チームの浮上は難しいです。監督が考えるべきことは多く、今後の投球に注目です。
ネットの反応

ロッテ・種市篤暉選手が登録抹消されずに次回も1軍登板することが報じられ、これに対してファンから多くのコメントが寄せられました

コメントの中では、建山投手コーチとの投球フォーム修正が期待される一方で、種市選手の現在の状態に対する懸念も呈されています

「急ピッチだなぁ…上手くいってほしいけど」と、選手の調整過程に対する不安を表す声がありました

また、「2軍戦で変わっていないことくらい分からなかったのか」と指摘するコメントも見られ、選手のパフォーマンスに対する厳しい視点が示されています

さらに、「頼むぜ、建山さん!蘇らせてくれ!」というように、ファンはコーチの指導に期待を寄せていることが分かります

代わりに先発を任せたい若手投手について言及する意見も多く、「下から結果出している河村とかなげさせてあげてほしいのよ」といった声が上がり、今後の起用方法が注目されています

全体的に見て、選手の現状を憂う意見と、コーチ陣への期待が入り混じる複雑な反応が目立ちました

ネットコメントを一部抜粋

  • 急ピッチだなぁ…上手くいってほしいけど
  • 一回田村と組ませたら?
  • キャンプから何をやっていたんだ
  • 頼むぜ、建山さん!蘇らせてくれ!
  • 今年三振全然取れねーんだよなぁ
キーワード解説

  • 直球とは?:直球は投手が投げる基本的な球種で、打者にとっても見やすく、スピードが重視される。
  • フォークボールとは?:フォークボールは、打者に対して落ちるように投げる球種で、急激に落ちるため打ちにくいが、上手く投げるには高度な技術が必要。
  • アームアングルとは?:アームアングルは投手がボールを投げる際の腕の角度を指し、これが変わると球速や回転に影響を与え、投球の精度が変わる。

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