6回まで両チームとも得点を許さない緊迫した展開が続く中、7回の1死満塁の局面で郡司裕也が2点タイムリーを放ち、試合の均衡を破った
◆34打席ぶりのヒットが決勝打！郡司「ほっとした」
この試合には思わぬアクシデントがあった前日の試合で開幕から4番を任されていた野村佑希が左わき腹に違和感を覚え、途中交代
診断の結果、左内腹斜筋の肉離れとされ、登録が抹消された
これに伴い、郡司が一塁手としてスタメン起用された
試合前まで30打席ノーヒットの状況ながらも、新庄監督は郡司を2番に起用し、7回の満塁チャンスで迎えた第4打席に臨んだ
郡司は「もしここで打てなかったら、鎌ヶ谷に行く覚悟で打席に入った」と語り、1ボールからの2球目に138キロの変化球を捉え、打球は三遊間を抜け、先制の2点タイムリーヒットとなった
34打席ぶりの安打が試合の流れを一変させた
8回には打線がつながり、一挙5得点を追加し、郡司もこの日2本目のタイムリーを記録
合計4打点を挙げた郡司は「ホッとした
信じて使ってくれた監督に感謝」と喜びを表した
在る中、新庄監督は「試合前に今日は4本くらい打ちそうと話していた
予想通りの4打点だった」と郡司の活躍を称賛した
◆今季初先発の細野が好投「新しい課題を見つけられた」
今季初先発の2年目、細野晴希（23）は6回91球を投げ、6安打4奪三振を記録し無失点の好投を見せたプロ初勝利は逃したものの、彼にとっては貴重な収穫となった
初回から左腕のコントロールが冴え、先頭打者の廣岡に対しては140キロのスプリット、次の打者西川には136キロのカットボールを投じ、連続で見逃し三振を奪った
続く連続ヒットで2塁1塁のピンチを迎えたものの、5番の太田をセカンドゴロに仕留め、無失点で切り抜けた
2回以降も多彩な変化球を駆使し、オリックス打線を封じた
細野はバッテリーを組んだ進藤勇也（23）とのコンビで心強さを感じ、「自分が焦っているときに進藤が声をかけてくれるので安心して投げられる」と語った
彼は次回の登板で、念願のプロ初勝利を目指す
今回の日本ハム対オリックスの試合では、郡司選手が34打席ぶりにヒットを放ち、試合の流れを変えたことが特に印象的です。また、細野選手の無失点投球は今後の成長に期待がかかります。郡司選手と細野選手の活躍がチームを勝利に導いたのは非常に意義深いと思います。
キーワード解説
- タイムリーとは？試合の流れを変える重要なヒットであり、ランナーがいる状況での打者のプレーを指します。
- 無失点とは？投手がピンチを抑え、相手チームに得点を許さなかった状態のことです。
- 変化球とは？投手が投じることで、打者の予測を狂わせるための球種の一つです。スプリットやカットボールなどが含まれます。
