ソフトバンク、打線改造が実を結び西武に快勝

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<ソフトバンク5-0西武>◇15日◇みずほペイペイドーム ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)の決断がついに報われた

打線改造が効果を発揮し、チームは4カード連続の勝ち越しを達成した

小久保監督は就任以来初めて、エースの山川穂高内野手(33)を4番から外し、ベテランの中村晃外野手(35)を起用

プロ18年目の中村は試合早々、右翼線に見事な二塁打を放ち、決勝点を生み出す活躍を見せた

一方、7番に降格した山川は、これまでの鬱憤を晴らす特大の2ランホームランを放ち、チームの勝利に貢献した

さらに、トレードで新加入した秋広優人内野手(22)もさっそく初安打を記録し、ソフトバンクは快勝した

小久保監督の“2代目4番”としての役割を担った中村は、初回からしっかりとその任を果たすことができた

0-0の2回、先頭バッターとして打席に立った中村は右翼線へ二塁打を放ち、続く打者の柳町選手による中前適時打を引き出し、先制点をもたらした

中村は「慣れてます

経験はしているので

何回かあるんでね」と落ち着いてコメント

23年以来久々にチームの中心に座ったが、ブレずにプレーを続けた

小久保監督が抱えていた重い決断、山川を4番から外すという選択が、実際にゲームで結果を出す形となった

山川は主力選手ながらも、体調不良が続き、打率が1割台まで低迷していた

約2週間の熟考の末、前日の西武戦後にこの打線改造を決定し、新たに4番に起用した中村は、その信頼を裏切らない活躍を見せた

中村は開幕前には「代打の神様」として活躍を誓い、主力不在の緊急事態でもスタメンとして奮闘している

「試合に出られるのでうれしいですし、毎日幸せです」と日々のプレーを語った

8回にも中前打を記録し、今季の打率は安定した2割8分3厘

1500安打までの道のりも39安打に迫り、さらなる活躍が期待される

新たな打順で試合に臨んだ小久保監督が導いた勝利は、これまでの流れを変える可能性を秘めている

現在借金1のソフトバンクは、今後の試合でこの勢いを維持し、借金を返済したいところだ

ソフトバンクの勝利がこのような形で訪れたのは興味深いです。打線を見直すという決断が、選手たちに良い結果をもたらしました。特に中村選手は、信頼され続ける存在であり、経験を生かしていることが見て取れます。今後もこのチームがどのように展開していくのか、注目したいです。
キーワード解説

  • 打線改造とは?:野球では、チームの打撃陣の並びを変えることを指します。選手の調子や対戦相手によって、より得点を挙げるための戦略として行われます。
  • 4番バッターとは?:野球チームにおいて、通常最も打撃力の高い選手が立つ打順のことです。この打順には、得点を挙げることが期待されています。
  • 安打とは?:バッターが打って出塁することを指す、野球用語です。ヒットとも呼ばれ、バッターボックスで打ったボールが内野や外野に落ちて進塁を果たすことです。

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