巨人、開幕6連敗で4位転落 山崎伊織投手が初黒星を喫す

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◆JERA セ・リーグ 広島5―1巨人(15日・マツダスタジアム) 巨人が敵地マツダで7年ぶりとなる開幕6連敗を喫し、4位に転落した

先発の山崎伊織投手(26)は広島打線を相手に5回まで無失点だったが、1点リードの6回1死から小園にプロ初の満塁被弾

この回でマウンドを降り、今季初黒星を喫した

打線は5回に押し出し四球で挙げた1点だけで連続適時打なしは61イニングに

今季初の4連敗で最大5あった貯金は底をついた

16日からは中日との3連戦

本拠・東京ドームで流れを変えたい

試合の振り返り

白球は真っ赤に染まるスタンドへ一直線に伸びた

巨人・山崎は膝に手をつき、しばらく動けなかった

1―0の6回

1死満塁のピンチ

小園を追い込んだが、4球目の135キロ、高めに抜けたカットボールを捉えられた

打球はグングンと伸び、右翼席へ飛び込む逆転のグランドスラム

ぼう然とした表情でうなだれた

それでも後続は打ち取り、6回102球を投げ切って、7安打4失点3K

初黒星を喫した山崎は「みんなで必死に取ってくれた1点を何とか守り切りたかった

今日は僕が打たれて負けました」と責任を一身に負った

山崎伊織のパフォーマンス

一発に泣いた山崎だが、彼は開幕から無失点記録を36イニングでストップさせながらも、さらなる成長を見せている

防御率は1.17とエース級の数値を記録しており、最速151キロを計測した直球を駆使して打者を抑えている

ファンの声とチームの思い

「山崎はいいピッチャー」とファンからの温かい声が飛ぶ中、彼は「僕が打たれて負けた、それだけです」と自らの責任を重く受け止めていた

チームメイトからも責める声はなく、彼の奮闘を励まし続ける姿が印象的だった

次の戦いに向けて
開幕からの連勝は5でストップしたが、山崎は「次はもっと粘り強く」と語り、次回の登板に向けて意気込んでいる

チームが彼を信じることで、さらなる成長を期待したいところである

今回の試合では、巨人が開幕からの連敗を最も深刻な問題として直面しています。山崎投手は素晴らしいパフォーマンスを発揮したものの、彼が投げた瞬間に観客が一瞬にして静まり返る体験を共有しました。今後の試合では、山崎が信じる投球を展開できるかが鍵となるでしょう。
キーワード解説

  • セ・リーグとは? 日本のプロ野球の一部で、12球団の中でチームが戦っています。
  • 被弾とは? 投手がホームランを打たれることを指します。
  • 防御率とは? 投手の成績を表す指標で、失点の少なさを示します。
  • グランドスラムとは? 満塁の状態でホームランを打つことを指し、一気に4得点を得られます。

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