DeNA、牧の決勝打と守備で阪神を下し貯金1に浮上

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◇セ・リーグ DeNA1-0阪神(2025年5月15日 横浜) 横浜スタジアムで行われた試合で、DeNAの主将である牧選手が8回に決勝打を放ち、チームを1-0で阪神に勝利に導いた

試合の均衡を破ったのは、開幕から17試合連続で防御率0.00を記録していた阪神の及川投手のカットボールを捉えた一打だ

このヒットは、設定された2死一、二塁の場面で生まれ、将を任される牧選手にとっては重要な勝利をもたらす一打となった

牧選手のバッティングについて

試合前の時点で、牧の今季の打率は.264、ホームランは5本、打点は22という成績だった

全試合にスタメン出場しているものの、自身の打撃状態には満足していなかった

初回には三振を喫し、ベンチの戸柱選手から「余裕を持って振るように」とのアドバイスを受けた

この助言が功を奏し、4回の第2打席でヒットを打つ流れを作り、最終的に決勝の一打につなげた

守備での鍵となるプレー

試合は最後の局面に近づき、DeNAは1点リードのまま9回を迎えた

2死一、二塁のピンチで、阪神の近本選手の打球が中前に抜けそうになったが、牧選手がダイビングキャッチで阻止し、二塁にトスして試合を締めくくった

このプレーについて牧選手は、「シーズンに数回しかない貴重なプレー」とし、試合後のインタビューでチームの守備の重要性を強調した

勝利に導くチームの士気

この試合に勝利したことで、DeNAは4月5日以来の貯金1に浮上し、巨人を抜いてリーグ戦で3位に立った

牧選手は「投手に頼りがちになっているが、もっと野手がチームを引っ張る必要がある」と話し、今後のさらなる向上を誓った

入江選手のセーブと監督のコメント
DeNAの守護神、入江選手は8セーブ目を記録した

9回に登板し、以前にホームランを許した高寺選手を抑えると、続けて相手打者に連続四球を与えたものの、牧選手の好プレーに救われた

三浦監督は、試合を締めるのに苦労している現象について「今は学習中ということだ」とコメントした

試合での牧選手の活躍はチームの勝利に直結した。特に彼の守備でのプレーは、ピンチを切り抜ける重要なポイントとなり、チームの士気を大いに高めたことだろう。これからの試合でも、選手一人ひとりのプレーによってチームの結果が大きく変わることを示している。
キーワード解説

  • カットボールとは?投手が投げる球種の一つで、バッターに対して外側に変化する速ball。打ち取るために多く使われる。
  • ダイビングキャッチとは?外野手や内野手が地面に飛び込んで打球を捕球する技術で、難易度が高く、試合の流れを変えるプレーとなることが多い。
  • セーブとは?野球において、試合を締める役割を果たす投手が記録することができる統計の一つ。それに値する条件を満たす必要がある。

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