ソフトバンクの育成選手、佐倉俠史朗が左前適時打で打撃強化の成果を示す

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◆ソフトバンク3軍7―3四国アイランドリーグplus愛媛との3軍戦(15日、タマスタ筑後)福岡ソフトバンクホークスの育成2年目、佐倉俠史朗内野手(19)が、打撃力向上に取り組んできた成果を披露した

5番三塁で出場したこの試合、彼は3打数無安打という苦しい内容であったが、8回に真っすぐを捉えて左前適時打を放つことで、試合の流れを変える一撃を記録した

4月13日の同試合では無安打だった佐倉は、この日の打席について「(凡打が続いていたが)自分のスイングができていないわけではなかった

結果よりも内容を考えておけば、という気持ちだった」と振り返った

彼は福岡県久留米市出身であり、九国大付高から2024年育成ドラフト3位でプロ入りした

高校時代には通算31本塁打を記録し、左打ちの強打者として期待されている

春季キャンプではC組(筑後)で過ごし、育成の同期である藤原大翔投手や中澤恒貴内野手がA組(1軍)に昇格したことについては「悔しい」としつつも、彼らを祝う複雑な思いを語った

オフには体重を12キロ減量し、トレーニングにも力を入れ、福岡県筑後市のファーム施設で特化した打撃練習を行った

この日は7回のアーティスティックな打席では二ゴロに終わったものの、大道典良3軍打撃コーチ(55)は「久しぶりに芯に当たって、右方向に引っ張れた」と評価

特に8回の左前打については「ヘッドがきいていたからライナーで飛んでいった」と述べ、佐倉の技術向上を認めた

これまでのファーム非公式戦での成績は33試合出場し、打率2割5分、3本塁打

佐倉は高校時代、花巻東の佐々木麟太郎選手とともに「高校四天王」と呼ばれた一員であり、プロでも打率3割と2桁本塁打を目指す意欲を見せた

「それぐらいの活躍ができるようなバッターになる」という言葉からも、その熱意を伺える

まずは目の前の居場所で、目標達成に向けて努力を続けていく

今回の試合で佐倉選手が見せた適時打は、彼の努力の成果が表れた瞬間でした。彼の前向きな姿勢と技術向上への熱意は、将来的な活躍を期待させるものです。若手選手が成長する姿を見るのは、ファンにとっても楽しみな要素の一つです。
キーワード解説

  • 育成選手とは?: 育成選手は、プロ野球チームにおいて若手選手や将来性のある選手を育成するために指名される選手のことです。通常、育成選手は1軍に昇格することを目指します。
  • 打撃とは?: 打撃は野球においてバッターがボールを打つ行為を指します。良い打撃技術はヒットを生むために不可欠で、選手の基礎的な技能の一つです。
  • トレーニングとは?: トレーニングは身体能力を向上させるための練習や活動を指します。野球選手にとっては、体力や技術を高めるための重要な要素となります。

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