ロッテ・鈴木昭汰、得意のパワーピッチでブルペンを牽引

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プロ野球千葉ロッテマリーンズの鈴木昭汰投手が、今季も安定した投球でブルペンを支え続けている

鈴木選手は、「1試合1試合、1つのアウトをしっかり取ってチームの勝利に貢献したい」と意気込みを語っており、昨季は重要な場面での登板が多く、特に勝ち試合の8回や9回での活躍が期待されている

鈴木選手はプロ4年目を迎え、昨シーズンは松井裕樹(パドレス)選手との自主トレーニングを行い、体の使い方や野球に対する考え方、さらに栄養に関する知識を豊富に取り入れた

この努力が実を結び、開幕から27試合連続で自責点0を記録するほどの安定感を誇り、オールスターにも選出された

今季も松井選手と共に自主トレを続け、新たな技術を習得しながら、自己の成長を図っている

2月26日に行われたオリックスとの練習試合では初登板を果たし、シーズンに向けて意気込みを示した

「内容が重要だ

良い点も悪い点もあったが、キャンプでやりたいことはできた」と述べ、シーズンの首を長く待ち望んでいる

シーズン開幕後、鈴木選手は3月28日のソフトバンク戦に登板し、パワーピッチで1回を無失点に抑え、続く3月30日の試合では今季初セーブを挙げた

しかし、4月11日に初失点を喫し、直後の登板への意識を強く持つ

「続けて失敗しないことが重要」と、次の登板で無失点に抑え、信頼を再構築する姿勢を見せている

鈴木選手は、左の外角に伸びるストレートを武器にしており、特に右打者に対してはインコース、左打者に対しては外角に狙いを定めている

また、スライダーも重要な武器としており、「常に良くないとダメ」と自らに厳しい要求を投げかけている

シーズン序盤から6試合連続無失点を記録するなど、その安定感は際立っている

チームは現在借金9で最下位に沈んでいるが、鈴木選手は「成績は去年が良すぎたが、1試合1試合大事にしていく中でしっかり勝利を重ねていきたい」と意気込みを語り、チームのために今日も腕を振るい続けている

取材・文=岩下雄太鈴木昭汰選手の活躍は、昨年の実績を継続しつつ、新たな技術を学び成長する姿勢が感じられる。ブルペンでの安定性はチームにとって大きな武器となり、その努力が試合の結果にも影響を与えることが期待される。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:試合中に投手が登板する準備をするためのエリアで、リリーフ投手が投球練習を行ったり調整をする場所です。
  • オールスターとは?:プロ野球選手の中で、特に優れた成績を収めた選手たちが選ばれて開催される特別な試合です。
  • 自責点とは?:ピッチャーが与えた出塁や失点のうち、自己の投球によって発生した点数のことです。防御率を計算する際に重要です。

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