日本ハムの郡司裕也捕手がスカパー!サヨナラ賞を受賞

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NPB(日本野球機構)は16日、2025年3、4月度の「スカパー!サヨナラ賞」の受賞選手を発表し、パ・リーグでは日本ハムファイターズの郡司裕也捕手(27)が選ばれたことが報じられた

サヨナラ本塁打の瞬間

郡司選手は4月11日の西武戦でサヨナラ本塁打を放った

この試合は延長12回を迎え、残り1死という絶体絶命の状況

彼は代打として登場し、一塁走者の松本剛が二盗を決めた後、4球目に投じられた甲斐野の143キロフォークボールを捉え、劇的なサヨナラ2ラン本塁打を打ち上げた

この本塁打はパ・リーグ史上、引き分け寸前の延長12回2死からの代打によるサヨナラ弾としては初の快挙であった

感謝の気持ちと今後の思い

郡司選手はこの受賞に際し、「感想としては、これ以上劇的なサヨナラ本塁打が生まれず、年間大賞を取りたい」と笑顔で振り返った

特に、松本選手の二盗がサヨナラ本塁打に大きく寄与したことを強調し、「剛さんのおかげでこの賞の半分くらいは君に贈りたい」と感謝の気持ちを述べた

名言とその影響

試合後のインタビューでは、「さすがに“俺、かっこいい…”」という印象的な名言も生まれ、球団のグッズ化にもつながった

郡司選手は「あの時はテンションが上がっていたので(名言が)出ましたが、後で考えるとすごく恥ずかしかった」と苦笑いを浮かべた

賞金の使い道
賞金として与えられた30万円については、「今年28歳になり、プロ野球界では中堅に差し掛かるが、チームは年下ばかりなので、彼らを引き連れてご飯でも行きたい」と話し、「郡司会」の開催を約束した

今回の受賞は、郡司選手にとって大きな栄誉と言えます。劇的なサヨナラ本塁打が特に評価されたことからも、彼が試合で果たす役割の重要性が伺えます。また、彼の感謝の気持ちやチームメイトへの思いやりが、ファンにとっても魅力的に映ります。
キーワード解説

  • NPBとは? 国内のプロ野球を統括する機関であり、日本におけるプロ野球リーグの運営を担当しています。
  • サヨナラスリーとは? 同点で迎えた試合の最終回に逆転サヨナラを狙い、チームに勝利をもたらすことを指します。
  • フォークボールとは? 投球の一種で、ボールにかけた回転によってバッターの目の前で急激に落ちる難しい球種のことです。

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