この成功により、阪神はリーグ戦で首位に浮上した
この日の試合は、阪神が3点リードの場面で始まり、岩崎投手が登板
まず先頭打者をライトフライに打ち取った後、続く菊池涼介選手をスライダーで空振り三振に
ファビアン選手にはヒットを許したものの、末包昇大選手をセカンドフライに仕留め、無失点で抑えた
試合後のヒーローインタビューでは、通算100セーブの達成について問われた岩崎投手は、「昨日はすみませんでした」と前日の試合での2失点を謝罪
前日の試合では同点の9回に登板し、2失点で敗戦投手となっていたが、「昨日のことを早くやり返したかった」との思いを語った
この記録達成を受け、阪神の藤川球児監督は「もともと入団時は抑えではなかったので、この長い道のりを経て達成したことは本当に素晴らしい
彼の努力と忍耐力の賜物です」と称賛した
岩崎投手は2013年にドラフト6位で阪神に入団
初めは主に先発としてプレーしていたが、2017年から本格的に中継ぎに配置転換され、2020年にはプロ初セーブを記録し、2023年には最多セーブ(35セーブ)のタイトルを獲得するなど、その実力を示している
岩崎優投手の通算100セーブ達成は、単なる数字以上の意味を持つ。彼は入団当初は抑え投手ではなかったが、努力を重ねてこの地位を獲得した。藤川監督のコメントからも明らかなように、彼の忍耐力と成長が評価されており、今後の活躍がますます楽しみである。
キーワード解説
- セーブとは?セーブは、リリーフ投手が試合を締めくくる際に記録されるもので、相手チームに勝利をもたらすことを意味します。
- 中継ぎとは?中継ぎは、先発投手が力尽きた後に登板する投手で、試合の流れを維持する役割を担います。
- ヒーローインタビューとは?試合で特に活躍した選手が振り返るインタビューのことで、ファンとの交流の一環として行われます。

