試合を振り返った岸田護監督は「(マチャドは)難しい場面でもいける投手と思っていたので、残念でしたね」と悔しさをにじませました
試合は、オリックスが0-2で迎えた8回に反撃の兆しを見せました
西武の先発・今井は29イニング連続無失点中でしたが、オリックスは1死満塁のチャンスを作り、代打・広岡の犠牲フライでようやくチーム26イニングぶりの得点を上げました
さらに、9回にはクローザーの平良を攻撃し、2死から頓宮が左中間フェンス直撃のヒットを放ち同点に追いつき、試合は延長戦へと突入しました
しかし、延長10回に登板したマチャドが2死満塁の場面で滝沢にサヨナラ打を放たれて万事休す
試合前の西川の打席では、バットのグリップに当たったように見える投球が死球と判定され、リクエストが行われましたが、判定は覆りませんでした
オリックスは3カード連続で負け越しが決まり、5月中のカード勝ち越しがないままでいます
4月15日には最大8あった貯金が、現在は1にまで減少し、この1週間で順位も首位から3位まで転落する痛手を負いました
とはいえ、相手エースの今井から終盤に得点をもぎ取る執念を見せた選手たちに対し、岸田監督は「みんな必死で食らいついてくれた」としっかりとした評価を与えました
次戦は18日、ここまで5勝1敗、防御率0.98の隅田を相手にすることになります
4位のソフトバンクも1ゲーム差に迫っており、今季初の同一カード3連敗だけは阻止したいところです
岸田監督は「負けたことは残念ですが、収穫もあるゲームだった
この経験を次に生かしていきたい」と、次なる試合への抱負を語りました
オリックスの試合内容を読み解くと、選手たちの粘り強さが窺えますが、試合の終わり方に課題が残ることが分かります。特に延長戦でのクローザーの失敗がチームに与える影響は大きく、今後の試合に向けた課題となるでしょう。それでも、選手たちが貴重な得点をもぎ取った点はポジティブです。
ネットの反応
オリックスは最近の試合で粘りを見せたものの、サヨナラ負けを喫し、これで3カード連続での負け越しとなっています
これに対し、ファンからは様々な意見が寄せられています
例えば、あるファンはオリックスが強かったのではなく、他のチームが弱かっただけだと主張し、北ハムが優勝した際の様子を振り返りました
また、他のファンは試合の守備力の差を指摘し、特定の選手たちが以前のパフォーマンスに戻ることを期待しています
一方で、今シーズンの西武チームに関しては台風の目になる可能性があるとした意見や、オリックスの監督が数年前に成功を収めた理由を挙げつつ、現状では人材が不足しているとの見解も見受けられました
さらには、選手の状態や監督の采配についての懸念も広がっており、多くのファンが不安を感じています
試合の内容についても触れられ、同点に追いつく場面や惜しいプレーまであったことが報じられていますが、「点が取れない」といった声も多く聞かれる中、いかに早いイニングで得点を挙げるかが重要視されているようです
トレードを通じてリリーフ陣を強化すべきという意見や、選手に対してリフレッシュを促す声もあり、ファンは復活を願っています
オリックスが逆境を乗り越え、再び勢いを取り戻す姿を期待する意見が相次ぎ、長いペナントレースに向けた応援の姿勢が見えています
ネットコメントを一部抜粋
そりゃそうだね、強かったんじゃなく他チームが弱かっただけだから。
守備力の差。
今年は西武が台風の目になりそうですね。
戦力不足、選手のファイト不足、監督の采配も大変も、失策もある。
オリックスは試合も見ていて面白くない。
キーワード解説
- サヨナラ負けとは?:サヨナラ負けとは、試合の最終回に相手チームに得点されて負けが決まることを指します。特に、最終回に逆転されることで、試合の最後に敗者が決まったという意味合いを持ちます。
- クローザーとは?:クローザーは、試合の終盤に登板してゲームを締める役割を持つリリーフ投手のことです。特に、試合が接戦の状態で最終局面を守る重要な任務を担います。
- リクエストとは?:リクエストは、ベンチが審判の判定をビデオ映像で確認してもらう制度のことです。特に重要なプレーについて再審査を求めることができ、正確な判定が求められます。

