阪神・森下翔太が広島戦で決勝打、貯金6に増加
2025年5月18日、甲子園にて行われたプロ野球セ・リーグの試合で、阪神タイガースの外野手・森下翔太選手（24）が広島東洋カープとの首位攻防戦で見事な決勝打を放ち、チームを勝利に導いた試合概要
阪神が3-1で勝利したこの試合は、森下選手が同点の局面を打破する左前への適時打を放ち、勝ち越しに貢献した6回1死二塁の場面で、ボールカウント1-0から外角のスライダーをたたきつけ、一振りで打点を記録した
この一打は、森下選手自身にとって6試合ぶりの打点となり、チームの貯金も今季最多タイの6に増えた
森下の調子とチームの状況
森下選手は、ここ6試合の成績が22打数2安打（打率・091）と低迷しており、特に例年5月はパフォーマンスが悪いこの日は「五月病」を振り払う象徴的な一打が、首位を維持するための重要な役割を果たした
森下選手は試合後のヒーローインタビューで、「試合になったら内容より結果を追求した」と語り、強い決意を示した
同じ年齢のライバルとの関係
森下選手は同じく2000年生まれの米メジャーリーグの明星、ボビー・ウィット選手に対して強いライバル心を抱いていることを明かし、「いつか打撃で追い越してみせる」と語気を強めたまた、今回の勝利の背景には、先発投手の好投や守備もあった
森下選手は右翼守備でも大飛球を好捕し、投手陣を支援した
今後の展望
この勝利により、阪神は広島とのゲーム差を再び1.5に広げ、今後の試合に向けての士気も高まる森下選手は「まだまだ状態は良くないが、自分がやるべきことはたくさんある」と冷静に語る
チームの中軸としてさらなる活躍が期待される
データ情報
| 選手名 | 6試合の成績 | 5月の成績 | 通算打率 |
|---|---|---|---|
| 森下翔太（阪神） | 22打数2安打（・091） | 打率・286（56打数16安打）、4本塁打、13打点 | ・239 |
キーワード解説
- 決勝打とは？試合の勝敗を決定づける重要な得点のこと。
- 五月病とは？通常、5月に感じる無気力や疲労感を指す言葉。
- 打率とは？選手の打撃成績を示す指標で、安打数を打数で割った値。
