ソフトバンク・細川亨コーチ、捕手の重要性と進化への見解を語る

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 【筑後のおじ鷹】ソフトバンクホークスでの現役時代に3度の日本一を経験し、現在は2軍バッテリーコーチとして再登場した細川亨(ほそかわ・とおる)コーチ(45)が、チームの状況や捕手の役割についての見解を明らかにした

細川コーチは青森県出身で、「こちらにいると、なんとも言えないホッとした気持ちになります

一番強いチームですので、自信を持っています」と感慨深げにコメント

 彼は西武、ソフトバンクをはじめとする4球団で19年にわたりプレーし、合計1428試合に出場した実績を持つ名捕手である

細川はベストナインやゴールデングラブ賞を2度ずつ獲得しており、捕手としての技術は確かだ

彼は自身のゲームプランについて、「打者をどのようにだませるか、敵に嫌な思いをさせられるかが重要だと考えながらマスクを被っていました」と振り返る

 現在の野球は日々進化しているが、捕手に求められる基本的なスキルについては変わっていないと細川コーチは語る

「捕手は、チーム全体の動きとピッチャーの球を引き出すためには目配りと気配りが不可欠です

これができないと、ゲームの流れをつかむことは難しい」と重要性を強調する

彼は2軍でプレーする谷川原選手、牧原巧選手、育成選手の大友選手に観察力の重要性を伝え続けている

 さらに、細川コーチは最近の選手たちの変化についても言及した

「配球のシチュエーションに対し、選手たちが自発的に質問してくるようになったのは嬉しい進展です

彼らが私をうまく利用してくれればと思っています」と語り、選手たちの成長を感じ取っていることを明かした

細川亨のプロフィール

名前 細川亨(ほそかわ・とおる)
生年月日 1980年1月4日
出身地 青森県
プロ入団 2001年、西武(自由獲得枠)
主な所属球団 西武、ソフトバンク、楽天、ロッテ
コーチ歴 九州・火の国監督、ロキテクノ富山コーチを経て現職
背番号 87
打撃・投球 右投げ右打ち
細川亨コーチの言葉からは、捕手としての仕事の奥深さがうかがえます。彼は選手たちにとって良き指導者であることだけでなく、チーム全体の成長を願う姿勢も伝わってきます。選手たちが自ら考え、行動することで、さらなる成長を遂げていくことが期待されます。
キーワード解説

  • 捕手とは? 捕手は野球において投手とバッターの間に位置するポジションで、試合の進行をコントロールする重要な役割を担います。
  • 目配り・気配りとは? これらは周囲の状況を注意深く観察し、適切に対応する能力のことで、特にチームスポーツにおいて非常に重要です。
  • 観察力とは? 物事を注意深く見る能力のことです。選手が適切な判断を下すために不可欠なスキルです。

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