メッツ・千賀がレッドソックス戦で3敗目、強風と冷え込みに苦しむ

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 ◇インターリーグ レッドソックス 3―1 メッツ(2025年5月19日 ボストン)  メッツの千賀滉大投手(32)が日本時間20日、敵地ボストンのフェンウェイ・パークでレッドソックス戦に先発し、6回を投げ5安打3四球5奪三振で3失点を喫し、今季3敗目(4勝)を記録した

これにより、球団が誇る連続試合自責点2点以下の記録は16試合でストップ

試合前までの防御率は1.02から1.43に悪化したが、規定投球回に達したことでナショナルリーグで再び防御率1位、メジャーリーグ全体では3位に顔を出した

試合の詳細と千賀のパフォーマンス

 試合は緊張感のある展開で始まり、初回の無死二、三塁の場面で二ゴロを打たれ、先制点を献上

その後、5番バッターのストーリーに適時打を許し、同回には2失点を記録した

2回にはデュランに右翼線を破られ、3点目を奪われたが、3回からは冷静にピンチを切り抜け、5回と6回は連続で3者凡退に抑えた

千賀はちょうど100球を投げ終えた

試合後の千賀のコメント

 試合後、千賀はフェンウェイ・パークを襲った強風について言及

「ホームからの風が強く、ロッテの球場に近いと感じた

マウンドでその感覚を克服するのに時間がかかった」と振り返り、初回は良い登板ではなかったとも反省した

また、気温は試合開始時に13度と寒く、「決して温まることなく、まさにその環境でどう適応していくかを考え続けていた」と冷え込みについても言及した

ピッチクロック違反と体力面の手応え

 千賀は初回にピッチクロック違反の制裁を受ける場面があり、「サイン伝達機器を持っていなかったため、どう送球するか理解していなかった」と軽く笑いながら説明した

また、連続して100球を投げた体力面の手応えについて、「体力的には不安がなく、球数も問題ないと思っているが、立ち上がりの3失点はやはり反省点」と話した

本試合において千賀投手は強風と寒さに苦しむ中、6回を投球し、一定の成績を残しました。しかし、ピッチクロック違反や立ち上がりの苦戦など、改善点も目立ちました。経験を重ねることで、さらなる進化が期待されます。
キーワード解説

  • ピッチコムとは? ピッチコムは、野球の試合中に投手と捕手がサインをシンプルにやり取りするためのデバイスで、通信を利用して情報を共有します。
  • 防御率とは? 防御率は、投手が与えた自責点をイニング数で割った数字で、投手の成績を評価する際の重要な指標です。

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