千賀滉大、レッドソックス戦でクオリティースタートも敗北

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千賀滉大、レッドソックス戦でクオリティースタートも敗北

米大リーグのメッツに所属する千賀滉大投手は、5月19日(日本時間20日)に行われたボストン・レッドソックスとの試合に先発し、6回を投げて5安打3失点という結果になりました

この試合で千賀は今季4度目のクオリティースタートを達成しましたが、味方の打線の援護が得られず、今季3敗目を喫する形となりました

ピッチング内容と挑戦

千賀は、2023年8月以降16試合連続で自責点2以下を達成していましたが、今回の試合では初回にサイン伝達機器「ピッチコム」の不装着によりボールカウントを付与され、リズムを崩してしまいました

この初回に2失点を献上し、さらに2回にも1点を追加されました

これにより、2023年8月13日以来、17試合ぶりに1試合での3失点を記録することになりました

強風と試合のリズム

試合中、千賀は強風による影響を強く感じており、自身のピッチングメカニクスやストライクゾーンを探ることで試合を持ち直しました

特に、3回以降は被安打が2に抑えられ、3者凡退のイニングも見られました

試合後の会見では「強風の影響を受けて立ち上がりがうまくいかなかった」と語っています

ピッチング哲学
試合を振り返った千賀は、「相手打者がストライクが入らないのを得て楽にフォークを見逃したり、ボールからボールになる球も多かった」と述べ、初回のピッチコム不装着のミスについても言及しました

また、2試合連続での100球越えについては、体力的には問題ないとしつつも、やはり立ち上がりに苦労したと振り返りました

試合後のコメント

試合終了後、千賀は色々な要因が影響したことを認めつつも、ポジティブな要素を考え出していました

「試合を壊すことなくやれて良かった」と語り、今後に繋げる意思を見せました

千賀のピッチングスタイルには、しばしば予測困難なフォークボールが含まれており、戦局を変えることも多いため、次回の登板に期待がかかります

千賀滉大選手は試合で苦しい立ち上がりを見せたものの、後半には持ち直しを図り、結果としてクオリティースタートを達成しました。風の影響を受けながらも経験を踏まえた調整が功を奏した部分もあり、総じてポジティブな要素が見られました。次回の試合に向けて期待を持たせる内容でした。
キーワード解説

  • クオリティースタートとは?先発投手が6回以上を投げ、自責点が3以下の投球を指し、試合を有利に進めることを目指します。
  • ピッチコムとは?投手と捕手の間でサインを素早く伝えるための通信機器で、試合の進行をスムーズにする役割があります。
  • 奪三振とは?投手が打者を三振にすることで、投手の腕前を示す重要な指標です。

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