古田さんは、自身が高校時代に野球を辞める決意をしていた場面を振り返り、偶然に立命館大学野球部の監督から誘われたことがきっかけで、道が開けたことを紹介した
大学卒業時には、眼鏡を着用していたことが原因でドラフトで指名を受けなかった苦い経験も語り、「人生は予期せぬ出来事がたくさんある
『壁を乗り越えてやる』という気持ちを持ち、簡単に諦めてほしくない」とメッセージを伝えた
さらに、古田さんはヤクルト時代の指導者である野村克也さんと若松勉さんの指導スタイルについても言及
野村さんは毎日ミーティングを開き、厳格に考え方を伝える一方で、若松さんは選手を信頼し、任せるスタイルを取っていたとし、「その場に応じて指導法を変えることが重要だ」と語った
参加した鹿児島市の53歳の会社員は「古田さんが人との縁を大切にし、粘り強く努力したことでプロ野球で成功を収めたのだと思う
いつかまたヤクルトの監督として戻ってきてほしい」と語った
古田敦也氏の講演内容は、あらゆる世代に対する励ましを含んでいました。人生には予期しない壁が立ちはだかることがあるが、その壁を乗り越える力が大切であるというメッセージは、多くの人々にとって勇気を与えるものでした。指導スタイルの違いについても具体的な例を挙げて説明し、聞く人に対して理解しやすく伝えました。
ネットの反応
コメントには、古田敦也さんが眼鏡を理由にドラフトで指名されなかったことについての様々な意見が集まっています
昭和の時代には眼鏡の捕手が評価されなかったという固定観念があり、そのため古田選手が日本ハムから指名されることがなかったと指摘されています
しかし、その後古田さんがヤクルトのノムさんから指導を受け、努力の結果として一流捕手になったことが強調されており、ノムさんとの出会いが彼の人生に深い影響を与えたのではないかという意見が目立ちます
また、古田選手がメガネをかけていたことで、トヨタから大卒でプロ入りし、さらには2000本安打も達成したことも称賛されています
彼の成功は、運や人との縁が関係していると考えられています
コメントの中では、古田選手がヤクルトで活躍したことがファンにとっての幸運であるとの意見が多く、古田選手を監督として再び迎えてほしいという要望も見られます
また、古田選手の父親も阪神ファンであったことや、当時のスカウトが持っていた固定観念についても言及されています
全体的に、古田選手がドラフトでの不遇を経て成功したことに対する感慨や、ノムさんの存在の重要性が強調されるコメントが多く見受けられました
ネットコメントを一部抜粋
昭和の頃のプロはメガネの捕手は初めから弾いていたと思う。
ノムさんの指導から投げず努力を続けて一流となった古田さんは立派。
古田さんは人の縁を大切にして、粘り強く努力したことでプロ野球で活躍できたと思った。
古田が人の縁を大事にしたから、良い縁が巡ってきたのかもしれないね。
古田のお父さんも彼自身も根っからの阪神ファンだった。
キーワード解説
- プロ野球とは？ 日本におけるプロスポーツの一つで、各地にある12の球団がリーグ戦を行い、優勝を争う競技。ファンからの人気も高く、その動向は常に注目されている。
- ドラフトとは？ 選手を指名する制度で、各球団が高校や大学、独立リーグなどから選手を選び取る。選ばれることでプロ入りの可能性が広がる。
- ミーティングとは？ チーム内で意見交換や戦略を練るために行われる会議。選手やコーチが集まり、情報共有や問題点の議論をする重要な時間。
