オリックス、東山&前が「トミー・ジョン手術」を受ける
オリックス・バファローズは、2025年5月20日、ドラフト5位新人の東山玲士投手(25歳・ENEOS)と育成選手の前佑囲斗投手(23歳)が横浜市内の病院で「トミー・ジョン手術」を受けたことを発表したこの手術は、右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術としても知られ、主に投手に施されるもの
この靱帯は、投球動作において肘の安定性を保つために重要な役割を果たしており、酷使が続くと損傷することがある
両投手の今季中の登板は絶望となり、今後は数日間の入院が必要になる
退院後は、肘の状態を確認しながらリハビリを行う予定だ
オリックスでは今季までに、吉田輝星、宇田川優希、小木田敦也の3投手も同手術を受けており、これで計5人がトミー・ジョン手術によりチームを離脱することになった
東山投手は、今年2月の宮崎・清武キャンプ中の練習試合(対韓国ロッテ)やオープン戦に2試合登板したものの、今季の1軍経験はなく、ウエスタン・リーグでの登板も一度もなかった
一方、前投手は津田学園高等学校からドラフト4位で入団し、今季は6年目に突入
ウエスタン・リーグでの成績は2試合(1イニング3分の1)で0勝0敗、防御率0.00と未だ良好な成績を残している
オリックスの投手陣にとって、このタイミングでのトミー・ジョン手術は厳しいニュースだ。特に、若手選手の成長を期待されている東山と前の怪我は、今後のチーム編成にも影響を及ぼす可能性がある。リハビリを経て彼らが再びマウンドに立つ姿を期待したい。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?
- 内側側副靱帯とは?

