又木投手は、序盤から走者を背負う展開となったが、最初の3イニングを無失点でしのぎ、その後の試合運びに期待が高まる結果となった
試合は4回、2死一、二塁の場面で楽天の入江選手に初球のスライダーを捉えられ中前適時打を許し、先取点を奪われてしまった
さらに続く青野選手にも1ボール2ストライクからの直球を打たれ、結果的にこの回で2失点を喫した
しかし、5回以降は徐々に調子を上げ、追加点を与えることなく試合を進め、見事にプロ入り初の完投を果たした
今季2年目を迎えた又木投手は、これまでの登板回数は9試合に達し、防御率は2.82という安定した数値を記録しており、1軍昇格を目指す左腕の活躍が注目されている
試合後、彼は「本当にあの2点だけだなと思う
しっかりとイニングを投げることで先発の仕事はできていると思いますが、0点で抑えることができた試合だった
掘り下げてみればまだまだな内容だと思うし、目標を高く持ってやりたい」と、冷静に振り返った
今回の試合での又木鉄平投手の好投は、彼の成長を示す素晴らしい結果となりました。特に防御率2.82という数字は、安定感を物語っています。さらなる成長に期待がかかります。
キーワード解説
- イースタン・リーグとは?プロ野球の二軍選手がメインで出場するリーグで、選手の実力や調整を図るための重要な舞台です。
- 奪三振とは?投手が打者を三振に取ることを指し、ピッチャーの実力を示す重要な指標の一つです。
- 防御率とは?投手が1試合当たりに許す失点の平均値を示し、低いほど優れた投手の証とされます。

