東海大相模の投手、萩原優真選手（3年）は、4回途中からの起用で2番手投手としてマウンドに立ち、3回1／3を投げて5安打2失点（自責1）、6三振を奪う力投を見せました
萩原選手の父は元巨人トレーナーの萩原彰紀氏であり、その背中を見て育った彼は、大きな期待をされています
敗れた試合後、萩原選手は「捕手と意思の合った投球ができたが、その中で打たれたのは自分の実力不足
得られるものがあったので、夏までに絶対チームで課題を克服していきたい」と潔く敗戦を認めました
試合の中で、4回2死二塁の場面で山梨学院のプロ注目選手、菰田陽生選手（2年）を空振り三振に仕留めるなど、重要な場面もありました
直球は最速138キロであり、カーブやチェンジアップを駆使して打者のタイミングを外しました
しかし、7回にはバックの失策も絡み、3安打で2点を失いました
彼は「もう一度出直して、夏に向けて頑張る」と引き締めの言葉を述べました
萩原選手は、父から「プロは自分がやるべきことを自分から探し行動することが大切だ」との助言を受け、先輩であるオリオールズの菅野智之選手を理想の投手として目指しています
昨夏の甲子園では補助員として悔しさを味わい、その経験からさらに成長を誓っています
原俊介監督も萩原選手に期待を寄せ、「思い切って投げられる
縦のカーブが特徴的」とコメントしました
萩原選手は「自分たちが目指すのは日本一
一戦必勝でやっていきます」と力強く語り、最後の夏に向けて完全燃焼を誓いました
この試合を通じて、萩原優真選手は実力不足を痛感しながらも、課題を克服する決意を固めました。また、彼の投球スタイルや思考方法は、今後の成長に向けた貴重な調整ができる機会となったと考えられます。将来の高い目標に向けて、本気で挑む姿勢が印象的でした。
キーワード解説
- 春季高校野球関東大会とは？春季高校野球関東大会は、日本の高校野球の大会の一つで、春に行われる関東地域の高校球児たちが参加する大会です。
- 救援投手とは？救援投手は、先発投手が降板した後にマウンドに上がり、チームを守る役割を担うピッチャーのことを指します。
- 三振とは？三振は、打者が球を打てず、アウトになることで、投手の好投を示す重要な指標でもあります。
- 直球とは？直球は、最も基本的な球種の一つで、変化球に対して速さを重視したストレートな球です。
- 夏に向けてとは？夏に向けては、主に甲子園などの重要な大会に向けてチームや選手が成長や準備を進めることを指します。
