今年もFA権を行使した選手たちが相次ぎ、特に甲斐拓也選手、九里亜蓮選手、茂木栄五郎選手などが名を連ねている
そんな中、2024年オフには新たに5名の選手がFA権を行使し、他球団への移籍が予想されている
これにより、ファンやメディアの目は今シーズンの動向に向けられている
今回は、今季中にFA権を取得する見込みの有力選手に焦点を当てたい
柳裕也選手(中日ドラゴンズ)
柳裕也選手は左投右打、身長180cm、体重85kgの選手で、1994年4月22日生まれだ出身は横浜高校で、大学では明治大学に在籍し、2016年のドラフト1位で中日ドラゴンズに入団した
彼はプロ入りから一軍での経験を積み、プロ3年目には先発ローテーションに定着した
2019年には26試合に登板し、11勝7敗、防御率3.53という好成績を収めている
特筆すべきは2021年の成績で、彼は26試合に登板し、11勝6敗、168奪三振、防御率2.20を記録
この年は最も三振を奪った投手としてのタイトルを獲得したほか、最優秀防御率も受賞し、ベストナインとゴールデングラブ賞を同時受賞するなど、非常に充実したシーズンを過ごしている
しかし、その後の2年間はチームの援護に恵まれず、苦しい戦いが続いた
昨シーズンは開幕投手を務めたものの、13試合の登板で4勝5敗、防御率3.76と期待に応え切れなかった
今季は再びの復活が期待され、開幕ローテーションにも名を連ねたものの、4試合で1勝1敗、防御率0.72と良好な成績を収めていたが、右肩のコンディション不良により戦線離脱を余儀なくされた
昨オフには単年契約を選択しており、今オフの動向が早くも注目されている
柳裕也選手の今季は、期待と不安が混じった複雑なシーズンとなっています。今までの成績を考えれば復活が期待される一方で、怪我の影響が気がかりです。プロ野球のFA市場では彼の動向が大きな話題になること間違いありません。
ネットの反応
柳裕也投手のFA移籍についてのコメントは、期待と懸念が入り混じっています
多くの人が柳の投げる力や結果には信頼を寄せている一方で、彼がチームをどのように思っているのか、またチームの状況がどう影響するのかに関心が高まっています
具体的には、「出て行くと思わない」、「チームに迷惑をかけたくない」という意見がある一方、出場機会が減少することで「移った方が良い」という声もあります
そのため、柳がチームへの愛情を持ちながらも、自身のキャリアや成績を考えた上での選択が求められる状況にあることが分かります
また、「中日は優勝を本気で目指していない」との意見もあり、柳が優勝を目指すのなら移籍の可能性もあるとの見方が多いようです
結局、柳の決断は彼自身が最もよく理解しているものであり、他の選手や球団の状況を考慮して選択することが必要であると、多くのコメントが示唆しています
さらに、年齢や怪我のリスクも考慮すべき重要な要素であるため、ファンの心配は尽きません
より良い条件でプレーするためには、他球団との交渉や選択肢が必要であるという考えが広がっているようです
ネットコメントを一部抜粋
「とりあえず投げれる、結果出せます。」
「チームのみんなに迷惑を掛けてしまったのにFAだからって出て行くと思う?」
「柳の人的補償の選手の方が楽しみ」
「こんなに点を取ってくれないチームは、投手は出れるなら出たほうが良いよ。」
「柳は、ドラゴンズを出てタイトル獲って年俸沢山貰おう。」
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは?酬金の支払いを伴わずに他球団に移籍できる制度で、選手が自らの権利を主張し、新たな契約を結ぶ機会を得られます。
- 防御率とは?投手の成績を表す指標の一つで、被安打や本塁打などの成績を元に計算され、数字が小さいほど優れた成績を示します。

