ソフトバンク近藤健介選手、実戦復帰で好成績を収める

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ソフトバンクホークスの近藤健介外野手(31)が、5月23日に行われたウエスタン・リーグの阪神戦(SGL)で実戦復帰を果たしました

近藤選手は腰の手術と右太腿裏の違和感からの復活を目指しており、この試合では「2番・右翼」で出場しました

復帰初戦となるこの試合で、近藤選手は3打数2安打、1打点、1四球の成績を収め、特に3回の第2打席では中越えのソロ本塁打を放つなど、その打撃力を証明しました

この本塁打は、カウント1—1から阪神の伊藤稜投手の130キロのカットボールを捉えたもので、バックスクリーン右に突き刺さる見事な一発でした

近藤選手は試合後、「大丈夫ですね

(手術した腰も)問題なくできているかなと思います」とコメントし、復帰を喜びました

初回の第1打席ではカウント2—2から粘り、甘く入った131キロのカットボールを右前に運び、安打を記録しました

安打の2本はともに変化球であり、「真っすぐを捉えられていないのは課題かなと思いますが、結果は良かった」と自らの振り返りもしました

守備機会はなかったものの、初回に三塁まで進む走塁も問題なくこなし、「守備では打球の一歩目を切ることも怖さがなかった

ある程度走れましたし、大丈夫」と明るい表情で語りました

今シーズン、近藤選手は開幕前から苦しいスタートを切りました

3月下旬に腰痛を訴え、4月2日に「外側型腰椎椎間板ヘルニアの摘出術」を受けた後は、競技復帰まで2〜3ヶ月かかる見込みとの診断を受けていました

実戦復帰した14日の3軍戦では再び右太腿裏の違和感を訴えましたが、その後の打撃練習でコンディションを整え、今回の試合で素晴らしい結果を残しました

松山2軍監督は近藤選手について、「ちょっと格違い」とその実力を高く評価しました

近藤選手はさらに1試合に出場し、27日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)での1軍復帰が期待されています

「大丈夫だという自分の中での確信ができればいい」と意気込む近藤選手

その存在感が再びチームに戻ります

近藤選手の復帰戦は非常に注目されるものとなりました。腰の手術からの復活を果たし、好成績を収めたことで、ファンやチームメイトたちの期待も高まることでしょう。回復具合からも、他の選手への励みになる存在になるかもしれません。
キーワード解説

  • 外野手とは?外野手は、野球のポジションの一つで、内野の外側に位置する選手のことを指し、主に飛球を捕る役割を担います。
  • 本塁打とは?本塁打は、バッターがピッチャーから投げられたボールを打って、一度もアウトにならずに本塁に帰ることができることで、特に観客にとって魅力的なプレーです。
  • 腰椎椎間板ヘルニアとは?腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の一部である椎間板が突出して神経を圧迫する状態で、腰痛や脚のしびれを引き起こすことがあります。

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