彼は２回を無安打に抑え、打者６人を完璧に封じ込めた
これは、彼にとって昇格後２度目の登板でもあり、今季の序盤にあたる４月１９日の広島戦以来の回またぎ投球となった
この試合では、彼は勝利こそ逃したものの、２４球を投げ、ホールドを記録するなど、見事なパフォーマンスを見せた
接戦の中での成果
試合後、岩貞は「勝つことです」と勝利への強い意欲を見せた試合は接戦であったが、岩貞の熱投はチームにとって大きな収穫といえる
特に６回には、同点に追いつく直後に高橋周を三振に取り、代打・鵜飼を右飛に打ち取った
これらの投球は彼の技術と経験が凝縮されたものであり、テンポと制球が非常に良かった
リリーフ陣の厳しい状況
阪神のリリーフ陣では、最近左腕投手が相次いで故障している７日に島本が左上肢の張りで登録抹消され、さらに２２日には桐敷が筋疲労で離脱した
この状況の中で、現状のリリーフ左腕は岩貞、守護神の岩崎、及川の３人だけとなっており、特に岩貞の役割は重要となっている
技術への自信と体力の限界
２イニングを投げ切ったことは、彼自身にとっても２１年以来のことであり、回またぎ登板は２年ぶりであるこのような成績は、彼が持つ技術だけでなく、心身の充実ぶりを示すものでもある
今後も彼の熱投が、チームの勝利に繋がることが期待される
岩貞選手の投球は、接戦の試合において非常に重要な役割を果たしていました。特にリリーフ投手が不足しているチーム状況では、彼の経験や技術が求められます。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- ホールドとは？リリーフ投手が試合を続行可能に保った場合に得られる評価の一つです。
- 回またぎとは？投手が前の回の投球を続けて、そのまま次の回も投げることを指します。
