巨人・泉口が先輩の偉業に続く!決勝2点二塁打でチームを4連勝に導く

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(セ・リーグ、巨人4-2ヤクルト、11回戦、巨人8勝3敗、24日、東京D)巨人の泉口友汰内野手(26)が、後輩として憧れる先輩、楽天の浅村栄斗が通算2000安打を達成した日に、特別な試合を演じた

泉口は八回、同点で迎えた場面において、2死一、二塁のチャンスをものにし、左中間を破る決勝の2点二塁打を放った

このヒットにより、チームは4連勝を達成し、セ・リーグの順位を3位に浮上させた

泉口選手は和歌山出身で、少年時代から大阪桐蔭高の遊撃手として甲子園での活躍が注目されていた浅村選手に強い憧れを抱いていた

「大阪桐蔭で歴代ナンバーワンショートだと思う

すごく尊敬している」との発言からも、先輩への畏敬の念が伺える

泉口選手は中学卒業後に大阪桐蔭に入学し、3年生時には春季大会を制覇したこともある

プロ入り1年目の昨シーズンには、浅村選手の前で初本塁打を記録するなど、運命的なつながりを深めている

この試合前には、先輩の偉業達成を知り、「めでたいな」と祝福の言葉を送り、同時に自らの気合も入れて挑んだ

打撃においては、亀井打撃コーチの指導を受け、常にスイング軌道の修正を行うことで成長を遂げてきた

4月からの打率は・313と好調を維持しており、レギュラーとして出場し続ける中での苦しい時期にも、同チームの岡本選手が怪我で離脱した中、持ち味の勝負強さを発揮している

実際にこの日は2号ソロを含む自身初の1試合3打点を記録し、チームの勝利に貢献した

泉口は二塁上でグッと拳を握りしめ、岡本選手から贈られたアームスリーブを身に着ける姿が印象的だ

「和真さんがけがで離脱して穴はでかいけど、今こそチーム一丸となって戦うとき」と気持ちを新たにしており、先輩たちの足跡に挑む姿勢が感じられる

今回の試合での泉口選手の活躍は、ただの勝利にとどまらず、先輩へのリスペクトと自身の成長を証明するものでした。浅村選手の偉業達成日に新たな成果を上げることができたのは、彼にとっても大きな意味を持つでしょう。また、彼の言葉には選手たちが一致団結して戦う姿勢が表れており、今後の巨人の奮闘に期待が持てます。
キーワード解説

  • 二塁打とは?:二塁打は、塁間を二つ進むことができるヒットの一種であり、打者が一塁ベースから二塁ベースまで達することを意味します。
  • 打率とは?:打率は、選手の打撃成績を示す指標で、ヒット数を打数で割った値で表され、通常は小数点以下3桁で示されます。
  • チーム一丸とは?:チーム一丸は、チーム内の選手が一つの目標に向かって一致団結し、協力し合うことを指します。

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