この際、責任審判の福家一塁塁審を交えて約2分間の会話を持ち、前日(24日)の試合で発生した疑惑の判定に関して、審判団から何らかの説明があったと見られる
試合は9回、阪神の渡辺が3-2というカウントから四球を選ぶ場面があった
ここで球審の小林が手を上げかけたことから、中日・井上監督は抗議のためにベンチを飛び出した
小林球審は「私がボールと判定しましたが、その後に手を上げたため、ストライクとされると考える理由は理解できるが、ストライクやボールに関する抗議は受け付けられない」と述べた
その後、阪神は1点差に迫り、なおも9回2死二塁という場面で中野が3-2から内角直球に見逃し三振に倒れ、球審のストライク判定に疑問を抱いた
試合終了後も中野は10秒以上、打席に立ち尽くしていた
藤川監督は試合後の会見で、「ストライク、ボールの抗議は禁止されている筈
その中で最後の中野の一球は、本当に納得がいかない
審判の方をリスペクトするが、最後のストライク、ボールの判断は正直、普通ではない」と苦言を呈した
今回の試合では、審判判定についての議論が巻き起こりました。選手や監督が納得できない判定に対して抗議することは良くありますが、そのプロセスが明確でないと、ファンや選手たちの信頼を損なうことにもつながります。審判の正確さとそれに対するリスペクトがいかに重要かを再確認させられた試合でした。
キーワード解説
- 審判とは?裁判と同じように試合における規則を守らせ、選手の行動を監視する役割を担う人のことです。
- ストライク判定とは?野球でピッチャーが投げたボールが、バッターのバットの高さとボールゾーンの範囲に入ったときに判定されることを指します。
- 抗議とは?選手や監督が審判の判定に対して意義を唱える行為のことです。

