中日・岡田俊哉投手がウエスタン・リーグでの投球で光る
◇５月２５日 ウエスタン・リーグ 広島―中日（由宇）中日ドラゴンズの岡田俊哉投手（３３）が、ウエスタン・リーグの試合に先発出場しました彼は６イニングを投げ、８安打を許したものの、１失点という素晴らしい投球を披露しました
選手が投げる「イニング」とは、その選手が登板している間に守備が相手チームに何回攻撃されるかを示す指標で、特に先発投手にとって重要な数値です
岡田は、雨天による中止があった前日の試合からスライドしての先発です
試合の序盤から得点圏に走者を置かれる場面が続いたものの、岡田は無失点という粘り強いピッチングを見せました
具体的には、３回まで毎回得点圏に走者を置かれましたが、得点を許さずに抑えました
その後の４回には、１死二塁から育成選手のラミレスにヒットを許し、先制点を奪われましたが、以降は安定した投球を続けました
中日は６回の攻撃で福元選手の中犠飛により同点にし、さらに２死二塁の場面で４番・石川昂選手が中前適時打を放ち、勝ち越しに成功します
岡田はその後のイニングでも無失点に抑え、勝利投手の権利を手にしたままマウンドを降りました
岡田は２０２３年春季キャンプ中に右大腿骨骨折の大怪我を負い、その後育成契約に移行しました
今年の５月１日には２年ぶりに支配下選手として復帰し、４日の広島戦では１軍登板を果たすも、３年ぶりの黒星を喫し、再び２軍に降格していたため、この試合の貴重な結果が望まれました
岡田選手は、１６日の阪神戦で５イニング５失点という結果に終わりましたが、今回の試合を経て、さらなる成長が期待されます
中日ドラゴンズの岡田選手がウエスタン・リーグでの投球で見せた粘り強さは、彼の復帰後の調子を示すものであり、今後の成長に期待がかかります。特に、先発投手として試合の流れを左右する役割を果たそうとしている姿勢が印象的です。
キーワード解説
- 先発投手とは？先発投手は試合の最初から登板し、できるだけ長いイニングを投げることを目的とする投手のことを指します。
- イニングとは？イニングとは、野球の試合において各チームが交互に攻撃と守備を行う単位のことで、通常は1イニングは3アウトで終了します。
- 育成契約とは？育成契約は、選手が支配下選手として登録される前に与えられる契約で、若手選手やリハビリ中の選手が対象となることが多いです。
